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貴方のために綴る18の物語

貴方のために綴る18の物語

貴方のために綴る18の物語

作家
岡崎琢磨
出版社
祥伝社
発売日
2021-05-12
ISBN
9784396636081
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貴方のために綴る18の物語 / 感想・レビュー

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みかん🍊

駅のホームで突然老紳士に声を掛けられ、1日1話18の物語を読んで簡単な感想を書くだけで合計143万円の報酬を得られるという仕事を持ちかけられる、当然怪しむが今最悪の状態にある主人公は失うものは何もないと好奇心から受け、毎日1話短編を読みむ、ちょっといい話、嫌な話、ミステリーやSFと様々な話を読み進めた先にあったのは、主人公の状況は何となく予想がつくものの短編も楽しめ、全編を通してのミステリーも味わえた、こんなバイトならやってみたいが、多分怪しすぎて断るだろうな、読後感は良い。

2021/06/16

よつば

新感覚ミステリーで楽しめた。主人公は自殺を決意していた赤塚美織。駅のホーム、美織の前に現れた謎の老紳士に「1日1話の短編を読むだけで143万円の報酬を差し上げます」と言うかなり怪しい仕事を持ち掛けられる。読者は美織と共に18話の短編を順に読んで行く展開。各短篇の最後には美織の感想が記載されているが、短いながらも核心を突いていて頷ける。18編はそれぞれ趣が異なり、幸福感を感じる物から、えげつないイヤミス、エロまでと様々で、どの物語もキレがあって面白い。結末予想は付くものの読後感は花丸。「143」なるほどね♡

2021/05/28

シャコタンブルー

18本の短編を読み、その感想を簡略に記すだけで143万円もの報酬が得られる。そんなバイトがあるなら私もやりたい(笑)。短編は鮮やかなオチや見事などんでん返しもあり楽しめた。中には不快な内容もあり、恋人を亡くしたばかりの美織が読むには刺激もあり、次第に感情や心境の変化が感想文にも現れるが簡潔で実直な感想は共感できた。普通の物語→不快な物語→愛情物語。この順番が意味するものは何だろうと推理しながら読み進めるのも楽しかった。「143」の数字の意味も素敵だった。きっと18番目の物語は希望という光が見えるだろう。

2021/06/14

よっち

とある決意を秘めていた駅のホームで見知らぬ老紳士から声を掛けられた美織。「ミスター・コント」と名乗った彼から、短編を18本読み簡単な感想を書くという仕事をもちかけられる物語。報酬は1字10円、総額143万円。新手の詐欺かと訝しみつつも押し切られる形で前金を受け取り、1日1話届けられる物語を読んでいくうちに、次第に高ぶってゆく彼女の中の思い、読み終えた美織に明かされる意外な真相。18の短編は特に連続性もなくいい話もひどい話あって様々でしたが、心揺さぶられる美織が最後に知る優しさがなかなか印象的な物語でした。

2021/07/19

みい坊

「あなたにぜひともお引き受けいただきたい仕事があるのです」老紳士から持ちかけられた物語を読むだけの仕事。18話を読んで受け取る報酬が143万円。赤塚美織に持ちかけられた不思議な話。1週目は読みやすく、2週目はブラックな、3週目は穏やかな物語達。それは、たった1人の人を思って綴られた物語達。最後の手紙に込められたありったけの愛情に思わずウルッと来ちゃいました。遺していく人をこんなにも思えた彼。彼から彼女への切実な愛の物語。143万円の意味も良かった。それにしても、赤塚美織、あの程度の感想はどうなのかしら?

2021/06/13

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