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鼻下長紳士回顧録 上 (フィールコミックス)

鼻下長紳士回顧録 上 (フィールコミックス)

鼻下長紳士回顧録 上 (フィールコミックス)

作家
安野モヨコ
出版社
祥伝社
発売日
2015-10-08
ISBN
9784396766566
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鼻下長紳士回顧録 上 (フィールコミックス) / 感想・レビュー

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らむれ

メゾンクローズ×安野モヨコ…!これ以上の組み合わせなんてないわね表情の切り取り方、コスチューム、装飾品…ため息、溜息、はぁああああ!「変態とは 目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように 自分の欲望の輪郭をなぞり その正確な形をつきとめた人達のことである」純粋で水晶玉のような欲望その形を知ることはとても難しいわたしの欲望は?どこにある?その形をなぞれる?

2016/01/16

ちゃりんこママ

安野さんを初めて読んだのは「脂肪という名の服を着て」だった。内田春菊さんの「寂しい女は太る」が発刊されてから間が無かったのが「脂肪…」の方が心を抉られましたね。丁度オードゥの「マリークレール」を読んだ後だったから、コレットと栄の遣り取りが面白く感じた。ゾラの「ナナ」は好きじゃなかったけど、もう一度読もうかな。構図が秀逸。漫画のエロティズムってのは露悪じゃないって、指し示してくれる。

2017/06/12

akihiko810/アカウント移行中

上下巻。鹿島茂著「パリ、娼婦の館 メゾン・クローズ」「パリ、娼婦の街 シャン=ゼリゼ」を元ネタに、19世紀パリの娼館を舞台に描く。7/10点   娼婦コレット、ヒモの男レオン、日本から遊学に来た小説家崩れの男サカエ。表面だけはきらびやかな娼館の内幕と、そこに住む女たちのドロドロな生活。栄華必衰、という言葉を思い出す。庵野モヨコの派手な女たちが楽しい。

2023/08/30

豆乳くま

巴里の娼館『メゾン ド クローズ』モヨコの絵は本当に好き。ペン一本で描いてるのかなぁ?塗り絵みたいで本当にいい。だいたい半裸だけどいやらしさゼロ。変態度もマイルド。羽毛に包まれる絹織物商の話が可愛い。

2016/01/30

Porco

『さくらん』のパリ版のような話なのですが、格段に進化していると思います。独自の演出や語り方、ミニマムで効果的な人物描写など、すごい。

2019/04/13

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