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甘い手、長い腕 (ディアプラス文庫)

甘い手、長い腕 (ディアプラス文庫)

甘い手、長い腕 (ディアプラス文庫)

作家
一穂ミチ
雨隠ギド
出版社
新書館
発売日
2014-04-09
ISBN
9784403523496
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甘い手、長い腕 (ディアプラス文庫) / 感想・レビュー

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扉のこちら側

初読。2014年303冊め。著者にしては、登場人物に付き物の葛藤とか切実さが薄い。よくも悪くも穏便にまとまった。雑誌掲載時にもそうだったが、読むと編み物がしたくなる。そしてよいシャツが欲しくなる。

2014/04/11

ふかborn

☆理一は理路騒然としてきっちり。真尋は柔らかな印象だが芯が通った頑固者。この二人の実家が経営しているシャツ工場と毛糸工場の製品通り、性格がぴたりとはまっているのが面白い。「甘い手」は理一視点で、二人が徐々に近づいていく中、どのように真尋に惹かれたのかが描かれているのだが、「真尋の手は岩をすくい取ってしまいそう」だとか、「真尋をまとうことができたら」とか、いつもながら一穂さんは上手い描写をするなぁと感嘆。「長い腕」は真尋視点の付き合いだした二人の切ないすれ違い。こちらは一転、会話のテンポ良さが楽しい。

2015/09/02

とも*

田舎の中小企業を盛り立てて行くであろう二人の奮起するのは良かった。 毛糸の使い方が上手いし理一にほったらかされて悶々とする真尋が可愛かった。 ほんわか可愛い話だったけれど理一が彼女と別れたばかりなのに真尋に惚れるのがイマイチよく分からなかったかな。

2014/06/29

きょん

真尋くんのキャラのせいか、やたら可愛いお話だった。社内派閥での退職とか、不況下の製造業の経営とか大変な背景ではあるんだけど、仕事が好きで前向きに頑張る人達の話は気持ちいいなあ。頑張れ中小企業!と応援したい気持ちになりました。

2014/04/21

このん

(2014年4月16日3671)入り込めなかったのはイラストが無理だったから…。理一は離婚した両親の母親に引き取られていた。父親が入院したと知り生まれ故郷に向かう。理一は会社を退職していたので時間は充分にある、と言う事で父親のYシャツ工場で手伝いをする。そこで知り合った真尋は毛糸工場の息子。父は真尋一家にお世話になる事が多かった様で理一も助けて貰う事がある。その理一と真尋の恋。お互いに忙しい身だし理一の心が分からなくなった真尋だが理一は理一なりに考える事もあった様だ。イラストが嫌!

2014/04/16

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