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東京ネバーランド

東京ネバーランド

東京ネバーランド

作家
吉川トリコ
出版社
実業之日本社
発売日
2012-07-19
ISBN
9784408536064
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東京ネバーランド / 感想・レビュー

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やこ´•ᴥ•`

外見が女性よりも綺麗に整っていて、どこか魅力的な波多野一人(かずと【通称ヒトリ】)。カレを取り巻く5人の女性の物語。---街行く女性がみんな振り返るような外見のヒトリ。それだけじゃなくて雰囲気も魅力的なら、芸能界とかにスカウトされてそうだよね~。こんな人が一般人で居られるのかな?でもそれぞれ、ヒトリと出会った女性たちが彼と出会い愛し合うことで現状を打破できたりしていて、きっとそれがヒトリの存在意義なんだろうなぁなんて思った。レビューでの評価はあまり良くないけれど、私は割と好きでしたよー。

2016/07/17

しょこら★

さみしい―…わたしを見て、そばにいて。買い物で、正反対の態度で、反抗で、なりふりかまって棄てきれない現実のなかで主張してるのは、『愛してほしい』。へらへらふらふら、軽くて猫みたいなヒトリ。彼にどうしようもなく惹かれるのは、彼もまたその振る舞いの裏で愛に飢えてるからなのかな。『デリバリー~』のキョウコに共感。興味のないふりして、ひとと違う態度をとって、いちばん興味があって意識してるのは、自分なんだよね。『漂白シャネル』の 買い物依存症ななおさんもすきだ。それくらい、わーーーーってなってみたい。

2013/01/18

manamuse

一人(かずと)はネバーランドのピーターパンだな。ウェンディ、ティンカーベル、タイガーリリー、人魚達をトリコにするけど結局一人大人になれない。

2020/11/30

アコ

だいぶ昔に読んだアンソロジーが吉川トリコさんとの出会い。「文芸あねもね」の存在を機に再び気になる作家さんに。ふしぎな魅力を放つ青年ヒトリと様々な女性たちとの出会い、過ごす時間を描いた連作風短編小説集。川上弘美さんの「ニシノユキヒコの恋と冒険」を思わせる1冊。各篇の前にあるイラストが少女漫画っぽさが増すし、どの物語もあとひと押しが欲しくなるも、おもしろかった。特に『ウェンディ、ウェンズデイ』。私自身が生活感あふれる主婦になりつつあるからなのかな。どうだろう。(ってこういう経験はないけれど笑)

2012/12/08

aki

あらすじがある大好きな本に似ていたので、興味を持って読んでみました。個人的には、そっちのほうが好みでした(笑)けど、ふわふわしたお話とか、マンガ的なきゅんきゅんとかテンポはその本よりあるかな。と。脳内変換は佐藤健さんでした。

2014/06/02

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