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私の幽霊 ニーチェ女史の常識外事件簿

私の幽霊 ニーチェ女史の常識外事件簿

私の幽霊 ニーチェ女史の常識外事件簿

作家
朱川湊人
出版社
実業之日本社
発売日
2016-11-11
ISBN
9784408536972
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私の幽霊 ニーチェ女史の常識外事件簿 / 感想・レビュー

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takaC

2010年~2011年に雑誌掲載された話をまとめたものみたいだけど、何で今頃なの?これで終わりなの?それともその後も続くの?

2017/03/16

みかん🍊

「人が知っていることなんて広い世界のほんのちょっとだけなんだよ」自分の幽霊がいると故郷の同級生に言われて行った先にはかって高校生だった頃の自分の姿があった、その時出会った博物学者栖とマガチの少女と共に常識を越えた不思議な事件の謎に向かう。「きのう遊んだ子」には最後ほろりと泣かされました。世の中には未知の出来事、存在がまだ沢山あるのです。

2016/12/12

NADIA

出版社に勤めるアラフォー(くらいかな?)の日枝(ニーチェ)さんが「故郷で自分の高校生時代の幽霊が出現する」という現象を皮切りに以降遭遇した不思議話6編。それぞれ日常の常識からはかなり隔たりのある不思議さが、登場人物の栖氏によって上手に解説され、なるほどと納得してしまう。もしかすると、こんな感じでさりげなく不思議が存在しているのかもしれない。後半のいくつかには『冥の水底』のマガチ一族の一人が登場して懐かしさとうれしさを覚えた。

2019/03/22

のぶ

日枝真紀子こと、ニーチェ女史を主人公にしたミステリー短編集だが、とてもバラエティーに富んだ本だった。超常現象を集めた6つの話は、民俗学に根差したもの、仏教の教義をテーマに取ったもの、オカルトの要素の入っているもの等さまざまだが、文章は暗くなく、むしろ温かい雰囲気に包まれていた。どの話も面白く、ニーチェ女史と相棒役の博物学者、栖大智との相性もぴったり。第6話の「紫陽花獣」は北村薫さん的な雰囲気を持っていて親しみを持てた。この先もシリーズが続くようなら、また読むだろう。

2017/03/01

ダミアン4号

ニーチェ女史こと日枝真樹子が副題にある通りの“常識外”な出来事に遭遇する6編の物語。表題作“私の幽霊”で知り合った“上宮博物館主任研究員”栖大智の謎解きで一般的には知られていない様々な不思議な現象、生き物を知る…途中からアシスタントよろしく登場した曲地谷アコだって…聞覚えのある都市伝説の様な不思議が実は古の昔からとある一族に受け継がれてきた秘密や謎だったりしたら…いやもう!これは絶対にシリーズ化して欲しい(笑)ホームズにしては優しいけど栖とワトソン役の日枝のコンビ、異能力者(?)アコが実に魅力的です(笑)

2017/01/21

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