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子供をふつうに育てたい (ちくま新書 860)

子供をふつうに育てたい (ちくま新書 860)

子供をふつうに育てたい (ちくま新書 860)

作家
長山靖生
出版社
筑摩書房
発売日
2010-08-06
ISBN
9784480065643
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子供をふつうに育てたい (ちくま新書 860) / 感想・レビュー

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みりん

「子どもを普通に育てたい」多くの親はそう願うけど、「普通」とは個人によって異なることを知っておかなければならない。その人にとって「普通」とは、大抵自身と同じくらい、または上の位置なのである。親にとっては普通でも、子どもにとったら困難な事もあるのだ。…正解のない教育について、具体的な事件を例に述べている本。「第四章子どもの自立にどうかかわるか」は、自立する若者が読んでも為になる。自分も、親も、世界も常に変化していて、ずっと居心地のいい今ではいてくれない。ちゃんと現実に向き合わなくては。興味深く読めた!

2011/02/03

カッパ

ふつうっていうのは昔からぞわっとする言葉だと思っている。いったい普通ってなんなんだろう。虐待や受験などで追い込みたくはない。子供の教育は経済力に左右されるといわれるが親の関心である程度は補える。また、子供は現状維持をもとめてしまうのでそこから自立さすことも必要なのだろう。おいつめすぎず援助したいと思った。

2019/10/03

ばしこ♪

育児に絶対はない。けど、親が子に与える影響はかなり大きいことは間違いない。とはいえ、親も人間なので完璧ではない。子に期待をかけ過ぎるのも、かけなさすぎるのも悪影響。何事もバランス大事。

2017/04/30

ときどきぷろぐらま。

子殺し、親殺しは重いテーマ。他人事のように聞けない幼児虐待の事件。多くの実際の事件を例に出して、非常にわかりやすく問題提起してくれている良書です。子供を持つ人は必読ですね。

2010/10/06

まる

社会面で話題になったような事件を沢山取り上げて、結論が「子育てに正解はない」だけ。作者自身がまだ子育て中だから余計歯切れが悪いのか?虐待にしても、内縁関係の男の事例が増えていると記述はしたものの、実母への対策のみにとどまるのが残念。

2011/01/12

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