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「教授」と呼ばれた男 ――坂本龍一とその時代 (単行本 --)

「教授」と呼ばれた男 ――坂本龍一とその時代 (単行本 --)

「教授」と呼ばれた男 ――坂本龍一とその時代 (単行本 --)

作家
佐々木敦
出版社
筑摩書房
発売日
2024-04-11
ISBN
9784480874153
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「教授」と呼ばれた男 ――坂本龍一とその時代 (単行本 --) / 感想・レビュー

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Sam

没後1年。早いものだ。最近映画(「CODA」)やドキュメンタリーを観た。つい先日のNHKスペシャルでの亡くなる直前のプライベート映像はかなり衝撃的だった。そして本書。著者は評伝ではないと言ってるがどう見ても立派な評伝(かつディスコグラフィー)である。でも本書を本書たらしめているのは著者も述べている通り「批評」であろうとする姿勢にあり、坂本龍一とはいかなる人物であったのか、その膨大な作品や活動、人脈はどのように生まれそしてどのように評価されるべきなのかといった視点が貫かれている。ファンには必読の書。

2024/04/22

阿部義彦

Webちくまに連載されたのに(第二章まで)、大幅に加筆しました。私が好みのアルバムは「エスペラント」です、「音楽図鑑」や晩年の「async」も勿論ですが、アブストラクトでミュージックコンクレート的なこの路線正に教授ならでは!と思います。大瀧さんや細野さん小室さんなど、所謂普通の歌詞のある歌ではナンバーワンヒットは自分には素質が無いのは本人も解ってたのではないでしょうか?だが何気なく手癖で作ったピアノインストの「エナジーフロー」で1位に輝き得る物が有ったのでしょう。活動家の側面が凄く描かれて良かったです。

2024/04/27

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