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紙魚の手帖Vol.02

紙魚の手帖Vol.02

紙魚の手帖Vol.02

作家
米澤穂信
酉島伝法
倉知 淳ほか
出版社
東京創元社
発売日
2021-12-09
ISBN
9784488031077
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紙魚の手帖Vol.02 / 感想・レビュー

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中原れい

とりあえず目当ての『羅馬ジェラートの謎』読めた!三日もかかってしまった、なんてことだ煤払いがいけない…(つoT)起こる出来事の無駄のなさ、そのつながり方に即座に気づいてしまう、とうてい小市民にはなれない2人。解説で明かされるさらなる仕掛けも楽しい、おそるべき短編だ。せっかくのジェラートが残念だったねえ、でも復讐しないように常五郎への嫌味程度で間に合わせてね、ゆきちゃん💦

2021/12/29

ゆのん

『羅馬ジェラートの謎/米澤穂信』の小市民シリーズ新作。あまり得意な作家ではないのでシリーズ未読だったが積んであるので読まなければ。高校生を描くのが上手いと感じた。『百円玉/村嶋祝人』昔からある団地、ゴミだらけの一室、徐々に蘇る幼い頃の記憶、昔の殺人事件…最初から最後まで不穏でゾーッとさせられた。『沈黙のねうち/S・チョウィー・ルウ』苦手なSFだが読みやすかった。親が子を想う気持ちは今も未来も変わらない。『431秒後の殺人/床品美帆』探偵役のキャラクターが面白い。『私の必需品/河野裕』ウェットティッシュ。→

2022/12/16

ツバサ

米澤穂信先生の小市民シリーズが大本命でしたが、大満足のミステリーでした。最初から最後まで隙のない感じでしたが、時折ユーモアが挟まっている余裕も良かった。新人賞作品はオチが弱かったかなと。京都と本格ミステリーが絡み合っていた431秒後の殺人はトリックや捜査に力が入っていて力作でした。

2021/12/31

まさ☆( ^ω^ )♬

創元社の新しい文芸誌の第2号。1号と比べて急に分厚くなった!面白い短編が沢山収録されていて楽しめました。自分で選ばないようなジャンルの短編や、全然知らない作家さんの短編が読めて、新たな世界が広がります。定期購読しようかしら。

2022/01/11

Abercrombie

11の短編はほとんど初読み作家。ミステリ、SF、ファンタジー、ホラーと内容はバラエティに富んでいるが、結構グロい表現が多く好みではなかったなあ。目当ての小市民シリーズ『羅馬ジェラートの謎/米澤穂信』は楽しい話だったのが救い。

2023/03/04

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