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巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)

巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)

巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)

作家
米澤穂信
出版社
東京創元社
発売日
2020-01-30
ISBN
9784488451110
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巴里マカロンの謎 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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starbro

新型コロナウィルス対策購入シリーズ第48弾、米澤 穂信は、新作をコンスタントに読んでいる作家ですが、この小市民シリーズは、初読です。私はスウィーツは好きですが、いわゆるスウィーツ男子ではないので、本書は少し甘く軽過ぎるかも知れません。オススメは、『花府シュークリームの謎』です。 http://www.webmysteries.jp/archives/21463099.html

2020/05/17

文庫フリーク@灯れ松明の火

表紙の小鳩くん・小佐内さんは完全な冬装備なのに「冬季限定」とタイトルに付かない不思議。そして目次から頭を悩ます。「巴里マカロンの謎」「紐育チーズケーキの謎」「伯林あげぱんの謎」パリ・ニューヨーク・ベルリンは読める。「花府シュークリームの謎」まさか「花府」があのイタリア都市とは(唖然)表題作、小佐内さんの解決策「ぽっけないない」に爆笑。古城秋桜はレギュラーメンバーになる?「伯林あげぱん」で酷い目にあった小佐内さん、狼になるかと期待したのに不発、逆に「花府シュークリームの謎」では「わたし、死ぬの?」と、→続

2020/02/09

cinos

久々の小市民シリーズの短編集。指輪が入ったマカロンが皿に置かれた謎、「えっ、また」に笑った拉致られる小山内さん、マスタード入りのあげパン、飲酒写真の謎。どれも楽しめたが、特に、第2話のCDの隠し場所がすごい。一瞬で思いついた小山内さん、すごすぎ。

2020/02/21

ふじさん

「ミステリーズ!」初出の三作に書き下ろしを加えた、十一年ぶりの新刊となる「小市民シリーズ」番外短篇集。本書に関してはシリーズ内に於ける時間軸設定がとにかく秀逸。あの事件も騒動も起こる前とあって、ロジカルな謎解きの愉楽を純粋に、存分に味わえる一冊だった。『秋』以降の新展開を期待すると肩透かしかも知れないが、全編を貫く縦軸の物語はこのシリーズらしい苦さで良い。白眉は「伯林あげぱんの謎」。元々犯人当て企画で書かれた作品だけに難易度調整は緩めだが、真相が見通せて尚、ニヤリと結末を楽しみに出来るプロットが愛らしい。

2021/10/11

ジンベエ親分

小市民シリーズ11年ぶりの新刊! …ん? タイトルは「冬期限定」じゃないの? 11年も待たせて番外編とか? 読んだら2人が高校1年の秋から冬にかけての話、つまり「春期限定」と「夏期限定」の間の話だった。まあ面白いよ。この2人独特の掛け合いは健在だし、本編では割とこの2人が独立して動くことが多かったので、協力して謎を解くのもちょっと新鮮。だがしかし、だがしかしだ。やはり小佐内ゆきの「会心の笑顔」が見られない(読めない)小市民シリーズは、やはり物足りないのだ。こんなのでお茶を濁してないで「冬期限定」をはよ。

2020/02/02

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