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本格からHONKAKUへ

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作家
島田荘司
出版社
南雲堂
発売日
2018-05-15
ISBN
9784523265702
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本格からHONKAKUへ / 感想・レビュー

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starbro

島田荘司は、新作中心に読んでいる作家です。南雲堂の書籍は、初読です。著者の本格ミステリー論&著者地元の『ばらのまち福山ミステリー文学新人賞』関連の内容でした。残念ながら、同新人賞受賞作を1作も読んだことがありません。完全、島田荘司ファン向けのような気がします。知念実希人が、同新人賞出身だと初めて知りました。6月は、本作で読了です。

2018/06/30

ハスゴン

かなり日本人論ですが、ミステリをこよなく愛する人にはいいかも。後半は福山ミステリの評価が載っていますので、あまり読んでない人は注意が必要です。最後は対談が載っています。 しかし少し高い本です

2018/05/16

ぐうぐう

1989年刊行の『本格ミステリー宣言』の流れを汲む、島田荘司の最新本格ミステリー論集。ポーの『モルグ街の殺人』、ヴァン・ダインの二十則に何度も立ち返り言及しながらも、時代性を敏感に嗅ぎ取り、次世代に向けた提言を行っている。文春ベストテンや「このミス」の変容(営業戦略や作家への忖度等)が弊害を引き起こしている現状を憂い、そもそもベストテンという発想は本格ミステリーのみに有効だったはずという指摘は、ちゃぶ台返しを見ているようで痛快だ。(つづく)

2020/05/26

ほにょこ

★★★☆☆ 本格ミステリーについての論文集、 島田荘司選 福山ミステリー文学新人賞の選評集、 受賞者たちとの座談会、という三部構成。 第一部はなかなか興味深くて面白かったです。 あとはそれほど面白くはないですが、ミステリー作家を目指す人にとっては参考になる本だと思います。

2019/02/15

ソルト佐藤

わりとざっくり読む。島田荘司のミステリ評論、実は結構好き。部分は、あきらかに間違った認識や、論理的おかしい所が多いのに、結論は何故、面白い思想が見えてくる。まさに、作者の本格ミステリ-そのもの。これからはアジアミステリーでいくでー、とか、Whatダニットしようぜえ!とか、たしかにそちらに未来がある感じがする。あと、福ミスの選評や梗概部分は結構面白く。面白そうなミステリは梗概も面白い。特に『玻璃の家』の「人の顔を覚えられない目撃者」という不可能状況はそれだけでもそそられる。『玻璃の家』も買ってみようかな。

2018/06/16

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