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「居場所」のない男、「時間」がない女

「居場所」のない男、「時間」がない女

「居場所」のない男、「時間」がない女

作家
水無田気流
出版社
日本経済新聞出版社
発売日
2015-06-01
ISBN
9784532169558
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あらすじ

この国には、巨大な時空間の歪みが存在している。
それは、サラリーマンと妻のあいだに横たわる、暗くて深い「時空の溝」に由来する。
この国で、多くの夫と妻はたとえ「生涯」を共にしても、「生活」を共にしてはいないのである。――

  家庭で孤立する中高年、生涯未婚者増、年間約3万人の孤独死、産みたくても産めない「社会的不妊」……
「普通の幸せ」は、今なぜこれほどハードルが高いのか?
気鋭の社会学者が「時空間の歪み」をキーワードに、現代の男女の抱える問題を読み解く。
※以下、内容より抜粋
●「愛情ビジネス」に弱い中高年男性たち
●正統な男性性のあり方「覇権的男性性」が男性をも苦しめる
●職場・家庭で女性に期待される「感情労働」と“プロ彼女”
●生涯未婚率、孤独死リスクは圧倒的に男性が高い
●「暇な主婦」は幻想である
●ウーマノミクスと日本女性超人化計画
●日本の母は育児の手間が多く、責任も重い……

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結婚を選ぶか、独身の自分を徹底的に肯定するか

『東京タラレバ娘(9)』の最後のおまけページでは、東村アキコさんが、このシリーズを読んで焦って婚活して結婚した女性たちのことを喜んでいます。このような“駆け込み婚”について水無田さんはどう思われますか。

水無田気流さん(以下、水無田) それって、この作品のひとつの側面に過ぎないんじゃないのかなと思います。もちろん東村さんも、結婚したいならしてほしいという気持ちはあるでしょう。けれどもこの作品を読んで思うのは、タラレバ言ってるぐらいなら駆け込みでも結婚を選ぶか、あるいは独身の自分を徹底的に肯定するか、どちらかに軸足を定めないと自分に評価を与えてあげることはできないということだと思うんですね。そうはいっても出産にはタイムリミットがありますので、結婚に踏み切るのは決意として重要だと思いますけれども。いずれにしても、日本の女性はなかなか自己肯定感を持ちにくいのが現状だと思います。 “私の幸せ”と“女の幸せ”は大きく違う ――自己肯定感を持ちにくい理由とは?

水無田 結婚相手はできるだけ理想のタイプでなければいけない…

2017/7/28

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