〈ことば〉の仕事
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〈ことば〉の仕事 / 感想・レビュー
寛生
【図書館】移り変わりいく媒体ーメディアーをネット、テレビ、ゲームから電話までに探し求め、何かを発信するために立ち上がった人達の話は、まるでメディアの組み替え遺伝子を製造するかのごとく、汗を流しておられるようだが、僕の関心事ではない。著者自身も「メディアの生態系の大変化が起こるのか」という。本書で最もホットのは、やはり堀江敏幸氏。常に「動く」ことを意識され、ノマドのように〈歩き続けて行く〉がそのスピードはゆっくりと、スローに。本質的に〈書く事〉と〈翻訳すること〉の作業は基本的に同じー〈つむぐ〉作業であると。
2014/03/13
ムラカミ
この本で取り上げられている人たちは、何をやってるのかわかりにくかったり、何をやってるのかはわかってもそれが何の役に立つのかわかりにくかったりする人が多いのだけれど、作者の仲俣氏の語り口が丁寧かつ平易、そして何より流れがあってとても読みやすかった。2011年に読むと、ちょっと「開拓者」という雰囲気とはズレを感じてしまうけれども小熊英二、山形浩生、恩田陸、堀江敏幸などの名前に興味のある人は手にとってみてほしい。
2011/02/26
haruchu
未消化感はある
2014/12/15
nizimasu
06年の本で、今の出版状況とはまたひと味違う気もするが、言葉の仕事にたずさわる人たちのインタビュー集。とりわけ、HEADZの佐々木さんの普段の理知的な文章とは違う成り行き任せな生き方と、今や時の人のコバヘンさんが若いなあと思ったりもしました。
2012/01/29
Koki Yamashita
小熊英二氏の仕事の取り組み方にひきこまれました。
2011/12/31
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