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巨富への道

巨富への道

巨富への道

作家
堺屋太一
出版社
PHP研究所
発売日
2010-05-13
ISBN
9784569772110
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巨富への道 / 感想・レビュー

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harhy

時代背景は違っても、創業と拡大につながったのは、どこかに共通項らしきものがあるよう。夢がまず一つ。それにアイデアと、逆境をものともしない気迫と決意なのだろうが、結果的にみると、その時の創業者は、時代的な意味があったんだろうななどと思えてくるなあ。

2013/02/10

しゃべる案山子

最近の堺屋さんの発言はじめ、世の中は大きな転換点を迎えている気がします。金儲けがすべてではなく、知足共生、つまり足るを知り、多様な価値観を受け入れる寛容な社会構築。これが大事なのかなと本書を通じて感じました。IPOで一過性の富をえるのではなく、遠くは社会への利益還元って創業理念があったからこそ市民からの尊敬を得るのだと。タイトルは巨富の道ですが、中身は未来への提言のように思えました。

2010/06/21

あっこ

ゲーム会社カプコンが取り上げられていたので読みました。カプコンだけでなく、不況の時代に先を読んでいち早くアイディアを取り入れることで大成功を収めています。 ドトールコーヒー創業者の話がお気に入りです。人柄がとても良いです。

2022/10/06

mtsuka

財をなし名を上げた人々はみな、強い憤懣を抱いている。大抵の事業は昔誰かが創った既成のビジネスモデルを利用している。コンセプトも重要だが、二次共鳴を呼ぶおもしろさや、時代の空気に馴染むことも大切。一代で富を築いた起業家も偉いが、「お金を貯めるのは駅前で走って1台早い電車に乗るようなもの」などベートさんの言葉が興味深い。

2016/04/22

くらーく

時代を感じるね。創業者の人生が、今の時代では無理だろうと思う。自分だけじゃない、あんな奴が出来るのなら自分だって出来るだろうって、思い込みと時代の空気は大事。数多くのチャレンジがあれば、少数の成功事例は出てきて当然。そこには多くの挫折はあるけれど。そういう意味では就職時期が氷河期だった団塊ジュニア世代には期待しているのだが。

2016/02/13

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