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京都祇園もも吉庵のあまから帖7 (PHP文芸文庫)

京都祇園もも吉庵のあまから帖7 (PHP文芸文庫)

京都祇園もも吉庵のあまから帖7 (PHP文芸文庫)

作家
志賀内泰弘
出版社
PHP研究所
発売日
2023-07-08
ISBN
9784569903170
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京都祇園もも吉庵のあまから帖7 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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はにこ

もも吉のような見守ってくれる人が居るの良いね。奈々江も声が戻ってすっかり舞妓さんだね。後輩もできるのかな。何だかんだモテモテなぽっちゃりさんこと、あかね。今回は恋に進展するのかな。もも吉さんの結婚式での采配、見事だった。

2023/12/27

よっしー

藤田さんが還俗して、その結果美都子の恋が動き出すのではと期待したのですが…そう上手くは行かず…。だからこそ、隠善さんに頑張ってほしいと思いますが…どこまで美都子が逃げるのかによって叶う日が変わってきそうですね。新聞記者の女の子の話がお気に入りです。「こんな仕事」ではなく、どんな仕事も誰かに必要とされる大切な仕事であるという認識は大切ですよね。自分の仕事の姿勢も見直そうと思いました。

2024/02/06

よっち

京都・祇園にある甘味処「もも吉庵」。女将もも吉の人情の機微に通じた言葉が、悩みを抱えた人々の心の傷を癒していく第七弾。想いを寄せ合った末、永い春に決断を下す男と女。仕事の本質を一粒の金平糖に教えられる新入社員、舞妓になりたい娘と母の複雑な想い、娘からの結婚式の招待状への返事を逡巡するギャンブルで家庭を崩壊させた父親、機転が効く娘と喋るのが苦手な青年の出会い。今回は単純ではない人との縁だったり、どうすれば解決するのか、対応が難しい問題も多かったですけど、よくよく見極めてのアプローチが本当に上手かったですね。

2023/07/06

assam2005

親が子を心配する気持ちは、形は違えど皆持っている。子が失敗するのをじっと横でただ見ているのは辛いと親は言う。「失敗するとか転ぶとか、それのどこがあかんのどす?」と、もも吉は言う。失敗が駄目なのではなく、その後立ち上がれないのが駄目なんじゃないか。だとしたら、立ち上がれるようにサポートすればいいだけのこと。成功だけの人生なんてあり得ない。分かっていたとしても、子が苦しむ姿を見るのが嫌で、助ける方法も分からず、ただ逃げてるだけなのか。「失敗=悪」じゃないと思えることが大事なのかもしれません。

2023/08/13

tomtom

美都子と藤田のことは残念だけど、ずっと想っていた隠善が報われる日が来るといいな。朱音の工場のことは、人のことを思ってではあるけどいろいろ初めてしまっていいのかこっちが心配になった。最後は丸く治ってよかった。京都の和菓子巡りもしたいなぁ。

2023/12/20

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