鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一) (PHP文芸文庫)
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鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一) (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
タイ子
「鯖猫長屋」の住人・貫八が捨楽に妹のおはまに内緒で助けを求めにきた。今では捨楽もおはまちゃんが気になる存在なのでほおってはおけない。貫八の相談は飲めば心が浄化され、つければ白肌になる怪しげなキャッチフレーズの水の話。裏で蠢く何者かの元締め、俗にいうねずみ講のような手段で水を売り始めたヤツがいるとのこと。それは聞き捨てならぬと捨楽、盗賊の仮面をかぶった医者の永徳、同心の掛井の旦那たちが奮闘。あの世とこの世を彷徨う霊と、この世でしっかり生きてる心優しい人たちと猫2匹、犬一匹の物語。サバとさくらの喧嘩が可愛い。
2024/04/18
まき
捨楽がすっかり堅気に馴染んでカンが鈍ったようで、私としては時々出てくる黒ひょっとこの顔が好きだったのでちょっと残念。猫と犬が大活躍。特にさくらがサバ並みになってきて頼もしい。それにしても復讐にしてはなんか面倒くさい手法をとっていたよなぁ。
2024/04/16
かめゆき3
まさに一気読みでした。 本当に楽しい。どんどん拾楽さんがある意味弱くなっていて、その分周りの人達が助けようとする。そしてそれに拾楽さんはイラつきながらも心地よさを感じ始めてる。素敵だと 思いました。サバとさくらの関係も面白くなってきてますね。さくら、成長した!次作も楽しみです。
2024/04/13
ドロンジョ935
強いわ、サバ。
2024/04/21
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