KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

幻霙

幻霙

幻霙

作家
斉木香津
出版社
双葉社
発売日
2013-12-18
ISBN
9784575238440
amazonで購入する Kindle版を購入する

幻霙 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

タックン

両親の温かい愛情に恵まれないから歪んでしまったのか?それとも本来歪んだ性格だったのか?蒼太の境遇は可哀想だけどやっぱ殺人犯してしまった段階で同情の余地なしかな。暗くなる描写ばっかだった・・・・。桃里との噛みあわない関係もちょっと・・・・。作者はこの作品で何を描き何を言いたかったのか?それでも気になって読んでしまうのはなぜだろう?語り手を交互にかえてるから読みやすかった。

2014/03/25

ゆみねこ

すごく疲れる読書でした。三澤兼人という若者の無差別殺人事件と、それをニュースで見た桃里の言葉から始まる物語。乾蒼太の生い立ちに胸が詰まる思いです。情緒不安定な母と全く子育てに無関心な父。母親はなぜあんな風になったのか?そちらを読みたかった。読後はもやもや。

2017/09/18

itoko♪

日雇いの派遣として働く青年 蒼太。ある日 同棲相手の桃里から、殺人犯三澤に似ていると言われ、調べるうちに自分との共通点を見出だしていく。blueが蒼太、Pinkが桃里で それぞれから見たストーリーが展開するが、後半の違和感の正体は…。幼少期の母親の精神的な病、夫の無関心ぶりが酷かった。暗く鬱々とした気分のまま読了です。

2015/05/14

takaC

何じゃこりゃ?2時間無駄に使ったような気分になった。

2014/04/09

おかだ

なんともショッキングな…。日雇い派遣で働く蒼太と桃里の同棲カップル。ある日ニュースで放映された無差別殺人事件の犯人が蒼太に似ていると桃里がふと言ってしまった事から、少しずつ均衡が崩れていく。どこにどう辿り着く話なのか、色んなパターンを想定しながら読んだけど、最後は全く予想しなかった方向に。暴力で身体を傷つける虐待ももちろん怖いけど、心を攻撃し殺し続ける精神的な虐待があまりに怖くて辛くて泣きそうになった。闇が深い、後味悪い、でも惹き込まれた。

2016/12/15

感想・レビューをもっと見る