マン・レイと女性たち
マン・レイと女性たち / 感想・レビュー
keroppi
bunkamuraでやっていた展覧会の図録兼解説書。展覧会は、緊急事態宣言とも重なり残念ながら見れなかった。マン・レイというとファッションのポートレートのイメージがあったのだが、こんなに様々な作品を残していたとは初めて知った。しかも、「写真は芸術ではない」と言っていたなんて。それでも、惹きつけられるのは写真だ。美しい女性たちの写真。交友のあったピカソやブニュエルやダリや、様々な人物の写真。写しとられたこの時代は魅力的だ。この展覧会も見たかったなぁ。
2021/10/17
秋良
「マン・レイと女性たち展」の図録兼解説書。マン・レイの芸術をモデルになった女性たちを軸に回顧していくのが良かった。オッペンハイムとプレス機の写真なんてまじ天才じゃんってくらい美しくてエロいのにエロくない。女性に信頼されるの分かる気がする。二度の戦争を挟みながらも、生前から評価され、友人にも恋人にも恵まれた彼の人生は素晴らしかったんじゃないかと思う。巻末の人名解説、シュルレアリスム関連の人々はわりと長生きな人が多いの驚き。
2021/10/12
bluelotus
★★★☆☆ マン・レイは写真のイメージしかなかっただけに油彩や彫刻等に驚きつつも、確かにこの唇の絵は見たことがある!と思ったり。でもやはり女性のポートレートは格別で、一番美しく見える角度、その瞬間の捉え方が流石だった。
2021/08/28
→0!P!
マルドロールの歌の解剖台の上のミシンと蝙蝠傘の件、みんな好きすぎでは...。写真のイメージしかなかったマン・レイの生涯が、紹介されている人との出会いのエピソードを通して生成された。
2023/03/30
kaz
マン・レイに接するのは久しぶり。ソラリゼーションを初めて観た時、ずいぶん驚いた記憶がある。図書館の内容紹介は『20世紀を代表する万能の写真家マン・レイ。自由に生きたミューズたちとの交流から、天才の生涯と豊かな作品世界を浮かび上がらせる。Bunkamuraザ・ミュージアム等開催の同名展覧会の図録』。
2021/10/24
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