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ヒロシマ(二)様々な予感 (ヒロシマ 2)

ヒロシマ(二)様々な予感 (ヒロシマ 2)

ヒロシマ(二)様々な予感 (ヒロシマ 2)

作家
那須正幹
出版社
ポプラ社
発売日
2011-07-15
ISBN
9784591125229
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ヒロシマ(二)様々な予感 (ヒロシマ 2) / 感想・レビュー

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ともとも

前作の靖子さんの娘、和子さんの物語。 広島での高校時代、そして東京での就職、さらには思いがけない 現実と悲劇が・・・ 昭和30年代という時代を背景に、戦争が終わっても、また多くの爪痕が残っていて、戦争の恐ろしさというものを痛感させられながらも、 いろいろと思い悩みながらも、人と一定の距離を保ちながらも、一生懸命に、頑張って生きている健気さ、さらなる急展開、それでも前を向いて、自分を信じて生きていく強さなど感じがしてしまい、いろいろと考えさせられるものが多々ありました

2016/12/16

takaC

挿絵の和子と物語中の和子とイメージがマッチしないが、彼女もまた波乱万丈と言える人生を歩んでいるなぁ。

2011/12/25

はるき

母・靖子から娘・和子へと時代は流れる。奇跡の復興を遂げたとよく言われるが、そこへ行きつくまでに市井の人々が辿った道程は果てしなく遠かったのだろう。新しい時代を生きる娘の生きざまは時に、激しく周囲を傷つける。最愛の母を亡くした和子はどう生きていくのか?実在の地名で描かれる広島のあの時。今回は少し苦かった。

2015/06/28

カープ坊や

《再読》2013年マイベスト本『ヒロシマ〜第2部』 娘の高校時代から母親の原爆症による死 そして妊娠と、......! 復興の進む広島の街 そして和が母校 観音高校から流川 福屋 リッツ劇場と思い出の場所満載の場面にニヤニヤしながら 最後は号泣!

2013/12/30

zanta

32/2/1/2017 私より15年年上の方と言うことになる。ずっと謎だったことが解決する。それからこの時代の空気感。それがこの巻の醍醐味になる。なんというか。現代とは全く違う種類の生きにくさの中、相変わらず強い。それも、自分を押し付ける強さではなく、曲がらない芯の強さ。とても和子が魅力的だ。月島界隈なのも嬉しい。和子が幸せになってくれたらいいのだけど。

2017/02/01

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