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([さ]4-1)ビヨンド・エジソン (ポプラ文庫 さ 4-1)

([さ]4-1)ビヨンド・エジソン (ポプラ文庫 さ 4-1)

([さ]4-1)ビヨンド・エジソン (ポプラ文庫 さ 4-1)

作家
最相葉月
出版社
ポプラ社
発売日
2012-02-03
ISBN
9784591127537
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([さ]4-1)ビヨンド・エジソン (ポプラ文庫 さ 4-1) / 感想・レビュー

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KAZOO

最相さんの作品は「絶対音感」のころから注目していたのですが、このような現存科学研究者の列伝を書かれていたとは知りませんでした。「星新一」の評伝あるいは青いバラを作りだした話などノンフィクション中心ですが楽しんできました。ここではあまり世間には知られていないのではないかと感じる12人の科学者の研究内容、苦労してきたことなどが読みやすく描かれています。女性の科学者が多いのがよかったと思います。

2023/12/18

gonta19

2012/2/3 Amazonより届く。 2014/8/27〜9/3 12人の科学者達の研究紹介と研究を始めたきっかけとその礎となった本をとの関わりを綴る。最相さんのノンフィクションはいつも切り口が素晴らしい。 私が子供の頃には子供向けの伝記などを良く読んだものだが、最近はどうなのだろうか。こういうものを読んで、未来のある中・高校生には是非科学者を目指して欲しい。科学技術立国を謳うのであれば、日本はもっと理科系の人間を大事にせないかんよ、と理科系の私は切に願うのであった。

2014/09/03

マドロス

学問は誰かのためではないが、自分が追求したことが世の中の役に立つこともある。それこそが科学者の姿勢だとあらためて思う。

2016/10/24

James Hayashi

今世紀の科学を支える重要な研究などに携わる12人の科学者とのインタビューや経歴を集めたもの。女性が活躍してるなーと思ったし、猿橋賞というのを受賞している人が多いと思ったら、顕著な女性科学者に贈られる賞だとは知らなかった。またその研究者が影響を受けた伝記も表記し興味深かった。高嶋哲夫著の「M8」の感想でも書いたが現段階では地震予知は不可能。地震の後は停電になる事が多く、海岸沿いは電源の要らないラジオなど必需品。惑星探査機はやぶさ、首長竜の新種など違った分野にも触れ面白い。

2015/09/09

おおた

高校生は須く本書を読むべし、況んや大人をや。現代最先端の科学者たちがいかに人間的に悩み苦しみ、将来のわずかな一筋の光に賭けて研究を続けているか。登場する12人の科学者はみな一人で偉業を達成したわけではなく、過去の偉大な教師から研究だけでなく科学への取り組み姿勢をも学び、研究中は研究所から他社まであらゆる人のサポートがあって成り立っていることが分かる。一人では研究できないなんて当然だけど、自分の科学者観を大きく変えた。なんでもそうですよね。

2016/12/30

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