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あずかりやさん (一般書)

あずかりやさん (一般書)

あずかりやさん (一般書)

作家
大山淳子
出版社
ポプラ社
発売日
2013-05-08
ISBN
9784591134672
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あずかりやさん (一般書) / 感想・レビュー

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seacalf

これは驚いた。ほろ苦い話は苦手なはずなのに、他にない独特の優しい心地良さがあるから読後感はとても温かい。これは自分好み。東京下町の商店街にひっそりと店を構えているのは、1日100円で何でも預かってくれるあずかりやさん。目の見えない若き店主の前には色々な事情と品物を抱えた客がやってくる。評判のよい児童書と思い読んでみたら、軽くたじろぐ程ほろ苦いストーリー。だが、しみじみとした余韻は爽やかだ。語り手達がユニークなのもいい。ポーチドエッグにマフィン、食べたくなってきたな。いや、それより続編を急いで読まなくては。

2022/07/26

寂しがり屋の狼さん

書店にてなにげに手に取った作品です。 作品の中で時は静かに流れ、とても穏やかな気持ちになりました。 私は仕事でカウンセリングもおこなうのですが、他人との関わりかた、距離感、店主の立ち振舞いに心うたれました。

2018/09/08

ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。一日100円で何でも預かるあずかりやさん。読み終わると温かい感じになってイイ。矢崎さんのぶたぶたシリーズ読んでる人はこちらも是非。

2015/04/28

ひろ

目が見えない店主が、一日100円で預かってくれるお店の物語。店主が魅力的で、読んでいると心が浄化されていくような気になる。こんなお店があったら、預けるものがなくても入ってみたい。最後は意味深に終わっているが、続編があるようなので、そこでスッキリするのかな?店主が幸せになることを祈って、続編も読みたい。

2018/02/05

紫 綺

どんなものでも1日100円であずかる、「さとう」という紺のれんのあずかりやさん。記憶力と勘のいい盲目の店主が、様々な訳ありな預け人と織りなす、ちょっぴり切ないヒューマンドラマ。「トロイメライ」が泣かせる。

2014/10/09

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