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([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールド (ポプラ文庫 な 13-1)

([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールド (ポプラ文庫 な 13-1)

([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールド (ポプラ文庫 な 13-1)

作家
那須正幹
出版社
ポプラ社
発売日
2015-02-05
ISBN
9784591143056
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([な]13-1)ジ エンド オブ ザ ワールド (ポプラ文庫 な 13-1) / 感想・レビュー

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スノーシェルター

久々の読書。「ズッコケ三人組」の作者が書いたもの。いろんなジャンルの短編で、とても楽しめた。想像や架空の話なのに、自分が体験しているような不思議な感覚になる。「The End of the World」なんて、リアルすぎて怖い。でもオススメ。

2015/03/21

紫伊

作者が幼いころ大すきだった『ズッコケ三人組』の那須さんだと知り購入。様々なジャンルの作品の短編集どれも深い作品でした。表題作「ジ エンド オブ ザ ワールド」はこれからまさにこうなっていくのではないかと感じました。他の作品だと「たたら番小唄」と「約束」が印象深かったです。「たたら番小唄」はもののけ姫を想像しながら読み、ラストは心にずしんと来るものがありました。「約束」は柔らかい口調だからこそくるものがあり、これは他人事ではなく、自分にもあるのかもしれないと感じました。

2015/02/11

みー

那須さんのズッコケシリーズを読んで大人になった人もいるのでは?こちらはそんなズッコケとは作風が一変している短編集。30年以上も前に書かれたというのに、現在、少しもどれも色褪せていない。それどころか、表題作に至っては、現在の社会情勢を見ると、あながち絵空事では済まされない恐怖がふつふつと沸いてくる。全体的に重苦しさを感じるものが多いが、それだけ読者の胸の奥に残るものが多い。

2016/03/07

小木ハム

表紙の少年が印象的だったので購入。著者はあのズッコケ三人組の先生。核戦争後の世界を描く表題作や、理想の家族像と現実を叩きつけられる『田中さんのお嫁さん』、小学生の上下関係が社会の縮図として現れる『めだかはめだからしく』などなど、これ本当に児童向け?大人になってからふっと思い出す、モヤっと以上トラウマ未満の短編集。子供心に黒い点を打つのでは。

2018/06/04

児童文学もこのくらいシビアなの良いなぁ。面白かったです。子どもの世界もほのぼのだけではないので、それがちゃんと書かれるのはいいな。未読で生きてきたズッコケ三人組の作者さんのようです。シビアでも希望の持てるお話もあったり、ブラックなまま終わったり、様々でした。

2023/09/14

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