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名古屋16話

名古屋16話

名古屋16話

作家
吉川トリコ
出版社
ポプラ社
発売日
2015-08-17
ISBN
9784591146101
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名古屋16話 / 感想・レビュー

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itoko♪

名古屋の街の景色や風景と共に、実在する人物達の様々な人生を覗き見るかのようなリアリティさがあった。そのくらい人物の書き分けが巧み。一部はリンクしていたり、その後を追ってはいるものの、ショートショートなので、もっと読みたい!と思わされる。隣県や近県のストーリーもあって、知っている地名が出てきてニンマリ。愛知在住や、詳しい方なら更に楽しめることは間違いないですね。

2016/03/07

巨峰

読み始めは名古屋はそこまで知ってるわけでもないし話は短いしで失敗したかなあと思ったんだけど、読み進めるにつれてどんどん話の中に引き込まれて最後には大満足でした。著者の分身河村先生があちこちにでてきて面白かったけど、最後の姉妹も含めてこのショートストーリーのあちこちに吉川トリコさんがいるような気がしています。意図しないけど自伝的なとこもろある小説になってしまったのかもしれませんね!!

2016/09/03

p.ntsk

名古屋16区と愛知と近隣の県への8つの旅を舞台にした24のショートストーリー集。フィクションですが著者の実体験も入っているようです。地元なので知ってる場所が登場したり名古屋弁で展開されるエピソードは普通の日常の一コマを切り取ったようで友達や知人の話を聞いてるような感覚でした。

2016/09/23

えりこんぐ

お馴染みの地名やら建物がどっさり登場。わかるよ〜と頷きっぱなしで、名古屋あるあるを楽しんだ。そうそう!ドアラはテンション上がるのよ! でも他県の人が楽しめるかは謎(・_・?な本。

2016/04/22

しょこ

少しでも名古屋を知れたら~と読んでみた。背伸びするでもなく、地元民の作者が語るありのままな感じが好印象~('ω')余韻のあるような短編が多い印象だったな。なかでも「失恋温泉」「ナゴヤからの手紙」「忘れられない味」が好きだった。名駅は人でごった返してるけど、離れるとじわーっとローカルな味わいのある街…名古屋。こんなとこにも!?と喫茶店ばかりな名古屋。少しだけでいい、自然と使えるようになりたい名古屋弁。いいタイミングで読めた一冊だった☆

2018/05/09

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