([る]1-15)ルパン最後の恋 (ポプラ文庫クラシック る 1-15 怪盗ルパン全集)
([る]1-15)ルパン最後の恋 (ポプラ文庫クラシック る 1-15 怪盗ルパン全集) / 感想・レビュー
海猫
怪盗ルパン 文庫版全20巻読み終わったので、これに手を出す。この本も装幀を同じようにしてほしいなー。無理だけど訳文も南洋一郎で。まあ、那須正幹のリライトも悪くないです。ただ、文章が別な人になると印象がかなり違うね。読み進むにつれ、慣れていったけど。けっこう少年少女らが活躍するのが、ルパンものとしては斬新。これでルパンはようやく怪盗を引退して、あとは結婚生活ということですかね。私としても児童書で追ってきた、ルパン作品群コンプリートということで感慨深いです。
2019/02/17
マツユキ
ハヤカワ文庫版を持っていますが、那須正幹さん訳に惹かれて。 外交官である父を突然亡くしたコラは、四人の男友達のうちの一人がアルセーヌ・ルパンである事を知る。コラと、ある人との結婚の話が進んでいて…。 ルパンのご先祖の話って、あったっけ。有名人が出てきて、面白いけど。ヒロインの性格や、ルパンの計画、少年少女が活躍など、明るい気分で読み終えられて、良かったです。
2021/08/19
小梅さん。
ご本家様のアルセーヌ・ルパンもの。 懐かしい~。 我が初恋の君ですから(笑) コラ嬢を守る紳士なルパンの姿を堪能。 今度は、がっつり冒険する作品もお願いしたいな。
2016/05/01
周到&執拗
『みんなの怪盗ルパン』が悪くなかったので、本家の新刊も手に取る。帰宅後、ポプラ社の販売戦略にまんまと引っ掛かったことに気付く。…まあいいや。『ルパン、最後の恋』はポケミス版で既読だが、この那須訳の存在は知らなかった。身体を撫で回しながら関係を迫る悪漢、少女を裸にしての折檻、みな遠慮なく訳しているのが那須らしい。南洋一郎ならきっと調整していただろう。挿し絵もないし、小さい子の読む本ではない気がする。カバー折り返しの刊行リストには、『魔女とルパン』までの14冊しか載っていない。今はそうなっちゃったのか…。
2016/03/15
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