KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)

かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)

かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)

作家
辻村深月
出版社
ポプラ社
発売日
2021-03-05
ISBN
9784591169711
amazonで購入する Kindle版を購入する

「かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)」のおすすめレビュー

本屋大賞受賞作『かがみの孤城』がついに文庫化! 読者からは「上下巻、一気読み。すごい筆力」の声

『かがみの孤城』上・下(辻村深月/ポプラ社)

 累計100万部を突破したベストセラー小説『かがみの孤城』の文庫版が、2021年3月5日(金)に発売。新たに作品に触れた読者からは、「ずっと文庫化を待ってた本。読み進めるのが名残惜しくなりながら、一気に読んでしまった」「上下巻、一気読み。すごい筆力」「読む前から面白いに決まっていると思っていたけど、その予想を数段上回ってきた。エピローグ入ったときは本当に鳥肌がたった」「ミステリとしての伏線・回収も丁寧で美しい。万人におすすめできる傑作」と絶賛の声が上がっている。

 同作は学校での居場所をなくし、家に閉じこもる中学生の少女・こころを主人公としたストーリー。こころはある日、光を放ち始めた部屋の鏡をくぐり抜け、城のような不思議な建物に到着する。そこには彼女と似た境遇の子どもたちが集められていた。7人の少年少女は、謎に満ちた空間でさまざまなドラマを繰り広げていく──。

 単行本が2017年5月に刊行されると、読者から圧倒的な支持を集めることに。全国の書店員が“最も売りたい本”を選ぶ「本屋大賞」や「王様のブランチ」…

2021/3/24

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

「かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)」の関連記事

王者は、『かがみの孤城』をレビューしたはるまちさんに決定! 【読書メーター×ダ・ヴィンチ「第6回 レビュアー大賞」】

 日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が連動してベストレビュアーを決定する「レビュアー大賞」。9月20日(月)の課題図書発表から約3カ月間の審査・投票を経て、“ベスト・オブ・ベスト・レビュアー”が12月16日(木)に決定しました。

「レビュアー大賞」は課題図書8作品のレビューを一般公募。予選・本選を経て作品ごとにベストレビュアーを1名ずつ合計8名を選出、さらにベストレビュアー8名の中から“ベスト・オブ・ベスト・レビュアー”1名を選出するという企画。6回目となる今回の結果は以下の通りとなりました。

【ベスト・オブ・ベストレビュアー】 はるまちさん:『かがみの孤城(上・下)』(辻村深月/ポプラ社)

『かがみの孤城(上・下)』(辻村深月/ポプラ社)

【ベストレビュアー】 スイさん:『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋) MOCCOさん:『春夏秋冬代行者 春の舞(上・下)』(暁佳奈/KADOKAWA) inarixさん:『きみはだれかのどうでもいい人』(伊藤朱里/小学館) natsukoさん:『ある男』…

2021/12/16

全文を読む

ベストレビュアーを決めるのはあなた! 本好きたちによる熱いレビューが大集合の読書メーター×ダ・ヴィンチ「第6回 レビュアー大賞」第2次審査投票が開始

 日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が連動し、ベストレビュアーを決定するコンテスト「第6回 レビュアー大賞」の優秀レビュアー24名が決定し、第2次審査投票が開始されました。

 同企画は、課題図書8作品のレビューを募集し、予選・本選を経て作品ごとにベストレビュアーを1名ずつ決定。さらにその中から“ベスト・オブ・ベストレビュアー”を選出するというもの。

 課題図書のラインナップは、公開中の映画が話題の瀬尾まいこの『そして、バトンは渡された』や、本屋大賞受賞作(2018年)の辻村深月『かがみの孤城』を含む注目の8作品。現在、優秀レビュアーに選出された各作品3名ずつのレビューは、特設ページで見ることができます。

 課題図書を読んだ人も、まだ読んでいないという人も、優秀レビュアーの素晴らしいレビューを読み「これは!」と思うレビューに投票してみましょう。投票期間は2021年11月28日(日)まで!

〈第6回 読書メーター×ダ・ヴィンチ レビュアー大賞2021〉 【開催⽇時】 投票期間:2021年11⽉15⽇(⽉)12:0…

2021/11/15

全文を読む

関連記事をもっと見る

かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ミカママ

お久しぶりの辻村さん、の名作と言われているこちらをやっと手に取る。表紙を見るまで、内容についてはまったく想像もしていなかった。辻村さんだから恋愛ものではないだろう、くらい。中学に入ったところで学校に通えなくなってしまった「こころ」と、同じような境遇の中学生たちの物語。不登校に至るまでの経緯や親の苦しみが、読んでいてしんどくなる。守ってくれる親のいるうちは、外になんか出なくていいよ、と言ってあげたい。大人になれば学校なんてただの容れ物だった、と思えるようになるはず。さて下巻へ。

2023/03/19

イアン

本屋大賞を受賞した辻村深月の長編ファンタジー。いじめが原因で不登校となった中学1年のこころは、突如自室に現れた光り輝く鏡を通じて不思議な孤城に迷い込む。そこには同年代の男女6名と狼の面を被った少女がいて…。序盤に提示される「願いが叶う鍵」「17時の時間制限」「記憶の消失と継承」といった設定が絶妙で、終盤の大きなうねりを予感させる。幻想的なファンタジーであると同時に、不登校に至るこころの心理描写がリアルに綴られているのも印象的。果たして鍵はどこにあるのか?狼の少女の正体とは?先が気になりつつ下巻へ進みます。

2021/05/20

けいご

ゴールデンウィーク用読書本として手にとりました★書影から勝手ながら、ファンタジー系かな?っと思っていたら全然違うのね?登場人物の年代層は中学生で「自分も当時は同じ事思った事あるな〜」と思いながら読み進めています★スクールカーストって言うけど社会人になってもさほどシステムは変わんないんだけどね〜wさぁ後半戦へレッツゴー★

2021/05/03

芳樹

7人の少年少女が『鏡の孤城』に集められ、”オオカミさま”と名乗る少女から、見つければ願いをかなえることができる”鍵”を探せ、と告げられることから始まる現代ファンタジー。主人公の中一少女・こころが不登校になった事情は重く、他の登場人物たちもそれぞれ生きづらさを抱えており、単純に”楽しむ”ことはできませんでしたが、始めはぎこちなかった彼女たちが城で過ごすうちに、互いに助け合えるのではと気持ちを一つにしていく展開には心を動かされました。城に集められた理由を含め、下巻で様々な謎が明らかになるのが楽しみです。

2022/12/16

W.

ファンタジーなのに生々しい。中学生の心の傷とそれに苦しむ心情をこんなに分かりやすく文章にできる著者に感激しました。主人公の女子中学生の視点で物語が進むのですが、男子それぞれの心理描写ももっとあったら素晴らしかったと思います。 オオカミさまや城のなぞは下巻に続きますが、後半は一気に読むスピードが上がりそうです。

2021/03/31

感想・レビューをもっと見る