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図書館のお夜食 (一般書)のおすすめレビュー

『三千円の使いかた』原田ひ香の新作は、作家の蔵書を集めた「夜の図書館」が舞台。美味しいまかないとコーヒー、人間の表裏を味わえる一冊

『三千円の使いかた』原田ひ香の新作は、作家の蔵書を集めた「夜の図書館」が舞台。美味しいまかないとコーヒー、人間の表裏を味わえる一冊

図書館が好きだ。荘厳な雰囲気、若干の重苦しさを含んだ静けさ、古い紙とインクの匂い。学生の頃から、時間が許す限り図書館に入り浸っていた。しかし、大抵の図書館は17時に閉館する。夜も開いている図書館があれば。これまでの人生において、何度そう思っ…

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