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宮廷のまじない師 秋日の再会に月夜の毒呪 (ポプラ文庫ピュアフル Pあ 14-4)

宮廷のまじない師 秋日の再会に月夜の毒呪 (ポプラ文庫ピュアフル Pあ 14-4)

宮廷のまじない師 秋日の再会に月夜の毒呪 (ポプラ文庫ピュアフル Pあ 14-4)

作家
顎木あくみ
出版社
ポプラ社
発売日
2023-11-07
ISBN
9784591179352
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「宮廷のまじない師 秋日の再会に月夜の毒呪 (ポプラ文庫ピュアフル Pあ 14-4)」のおすすめレビュー

『わたしの幸せな結婚』作者が描くもう一つの傑作ラブストーリー『宮廷のまじない師』。壮大な世界観で描かれる中華ファンタジーから目が離せない!

 コミックやアニメ、さらにはSnow Man・目黒蓮さん主演の映画にもなった『わたしの幸せな結婚』。もともとは人気作家・顎木(あぎとぎ)あくみさんが投稿サイトでスタートした小説がもとになったヒット作だが、実は顎木さんが現在もうひとつの傑作ラブストーリーを執筆中なのをご存じだろうか。それがこのほどシリーズ4巻目『宮廷のまじない師 秋日の再会に月夜の毒呪』が刊行された「宮廷のまじない師」シリーズ(ポプラ社)。皇帝と天涯孤独の少女の身分違いの恋と、1000年前に封印された歴史が複雑に絡み合う壮大な中華ファンタジーだ。

 主人公は白髪に赤い瞳の少女・李珠華。異様な容姿から鬼子と呼ばれ、親に捨てられてしまった彼女は、街のまじない屋を営む燕雲を師匠に「まじない師見習い」として働いていた。物語はそんな珠華が店番をする燕雲の店に、陵の国の超絶イケメン皇帝・劉白焔が古い指環の鑑定を頼みにやってくることからはじまる。白焔こそがこの物語のヒーローで、身分違いも甚だしい二人がさまざまな事件を経て次第に心を通わせ(というか、究極の俺様キャラである白焔がぐいぐい珠華に迫り)…

2023/11/17

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「小説を書き上げる経験がない状態でデビューした」――『わたしの幸せな結婚』作者・が顎木あくみが書き下ろしの「宮廷のまじない師」シリーズを語る

作家の顎木あくみさんは、小説投稿サイトに端を発したデビュー作『わたしの幸せな結婚』(KADOKAWA)で大ブレイクした注目の若手作家だ。現在、書き下ろしの「宮廷のまじない師」シリーズも手がけており、このほど第4巻『宮廷のまじない師 秋日の再会に月夜の毒呪』(ポプラ社)が刊行されることとなった。作家・顎木さんとはどんな人物なのだろう。新刊発売記念にお話をうかがった。

取材・文=荒井理恵

●中華ファンタジーが書いてみたかった

――このほど4巻が出る「宮廷のまじない師」シリーズですが、どんなふうに立ち上げられたんですか?

顎木あくみ(以下、顎木):ポプラ社さんからお声がけいただいたのがきっかけですね。まだ『わたしの幸せな結婚』の1巻しか出てない頃で、そこで「中華後宮ものを書きませんか?」とご提案をいただいたんです。私もちょうど書いてみたいと資料を見たりしていたので、「書きます!」って。すごい偶然だな、と(笑)。

――なるほど。作者自身が「書くのを楽しんでいる」感じがしたのはそのせいなんですね。

顎木:そうかもしれません。小学生の頃、一番初めに読んだ少女小説が『…

2023/11/18

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宮廷のまじない師 秋日の再会に月夜の毒呪 (ポプラ文庫ピュアフル Pあ 14-4) / 感想・レビュー

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よっち

お互いの思いを知り、まじない師・珠華を后にすると決めた皇帝・劉白焔。しかし権力を持つ四王家に庶民を皇后にはできないと反対される第四弾。彼女を后として迎え入れるにはなかなか前途多難な現状。一方で宮廷巫女の試用期間も終わりに近づき、始皇帝の霊・天淵の記憶を取り戻すための手段を考え始める中、その最終試験として白焔の母で皇太后・翠琳の護衛を任される珠華。今回襲撃事件の末に黒幕的存在も明らかになりましたけど、千年前の因縁もいろいろ絡んで来そうな状況で、二人の目指す方向がややズレているのも気になるところではあります。

2024/01/04

はなりん

前巻から大分間が空いたので、関係や根底に流れている背景を覚えていなくて、時々?ってなった。珠華と皇帝、子軌など、千年前の記憶を持つ者、生まれ変わり?な人達が今後どんな事に巻き込まれていくのか。敵?らしき人も登場して、どこに行き着くのか、続きは忘れない間隔でお願いしたい。

2024/03/24

あずとも

宮廷巫女の試用期間を終えようとしていた珠華は見習いの最終試験として白焔の母、皇太后陛下である翠琳の護衛という大役を任される事に。そして毒が持ち込まれたり、襲撃される事件が起こる。七宝将関係者らしき登場人物も増え、加えて色々な人の思惑が絡んでより複雑に。今後どうなっていくのか?二人の関係は?

2023/11/08

イカまりこ

千年前の縁を受け継いでる人が増えていく~。お互い好きなのに身分差を考えて白焰の求婚を受けない珠華は自分の選択が間違ってないと思ってるみたい。千年前から国は続いているからねぇ。でもさ、人の心はどうなんだろう。今回、ラストにいろいろ動き出して、驚きの声あげながら読みきった。だけど謎は謎いんだよ。千年前と違うことして、もっとよくなればそれでいいんじゃないかなぁ。誰かの犠牲の上の平和じゃなく、みんなが幸せに近づける道。白焰の母とか、外堀は固められてきてるからもう少し待つか。早く続き出ないと忘れちゃうよー。

2024/04/27

色素薄い系

やっぱり話が進む毎に面白くなってると思います。今回前世からの因縁がありそうなラスボスが登場したけど何をどうしたいのかが分からないですね。白焔と珠華が結ばれても幸福になる道はないって書いてあったからそれ阻止したいなら敵ではない可能性もあったり…?それはそれとして刃の一人称が「僕」であった事がとても萌えだったんですが同志はいますか?

2024/01/08

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