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大奥 11 (ジェッツコミックス)

大奥 11 (ジェッツコミックス)

大奥 11 (ジェッツコミックス)

作家
よしながふみ
出版社
白泉社
発売日
2014-08-28
ISBN
9784592145455
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大奥 11 (ジェッツコミックス) / 感想・レビュー

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れみ

再び男女が逆転し久々の男将軍・家斉の時代へ。それにしても治済が恐ろしすぎる。こういう人をサイコパスというんだろうなあ。前巻で大奥を追われた黒木たち、そして母親の言いなりだった家斉も動きだそうとしてるけど、上手く行くか非常に気になる…!

2014/08/31

greenish 🌿

将軍は女、大奥には美男三千人。男女逆転大奥絵巻。第11巻 家斉編  ---青沼の手で人痘接種を受けた豊千代は、名を家斉と改め3代家光以来初の男子の将軍として江戸幕府の頂点に立つ。が、実権は母・治済が握り家斉に子孫を残すことを強要し事実上の支配者として君臨・・・。「怪物、徳川治済」帯が示す通り、血も涙も通わざるが如くの悪行。それが志しを持てない空虚さのなせる業とは、なんとも空しい。 さておき、源内・青沼の志しを継ぐ黒木らの決起と、傀儡から逃れんとする家斉の決意に大いなる期待をしつつ、次巻を待ちますか・・・。

2014/09/02

星落秋風五丈原

黒幕が何らかの意欲や計画を抱いて失脚を試みたのならまだよかっただろう。世の中にあんな理由で周囲を不幸に陥れてゆく存在がいること自体が恐ろしい。天英院や加納久通など目的のために手段を選ばない人物はいたものの、目的自体があれという人物はいなかった。すっかり医術漫画となってしまった本作。将軍夫婦の仲の良さが安らぎ。

2014/08/29

文庫フリーク@灯れ松明の火

50人以上もの子を成し、オットセイ将軍と呼ばれた家斉。将軍としても、父・治済の言いなりだったと聞く。前巻・豪雨に顔を背けず、天を仰いで「あまりに理不尽ではないか!!」と慟哭した黒木。青沼・源内の志を継ぐ黒木達にもたらされる将軍・家斉の、治済に逆らう意向。帯の「怪物、徳川治済」が強烈なサイコパスっぷりを見せつけるだけに、よしながさんが家斉をどう描くか興味は尽きない。シーボルト事件も家斉の時代。残る将軍は家慶・家定・家茂・最後の将軍・慶喜のみ。『きのう何食べた?』も魅力なら、よしながさんの「凄味」→

2014/08/30

明智紫苑

予習と復習の再読。やはり、治済はとんでもない悪魔だな。考えようによっては、始皇帝の母親より「ヨハネの黙示録」の「大淫婦」に近い人物かもしれない。まさしく『韓非子』における「君主の母」、全ての女たちの中に潜む怪物。しかし、この漫画は治済が退場してもまだまだ見せ場があるハズだけど、呂不韋が退場してからの『キングダム』はどうなるのだろうか?

2014/09/02

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