KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

朱色の島バリ (扶桑社文庫 あ 2-1)

朱色の島バリ (扶桑社文庫 あ 2-1)

朱色の島バリ (扶桑社文庫 あ 2-1)

作家
安西水丸
稲越功一
出版社
扶桑社
発売日
1994-06-01
ISBN
9784594014506
amazonで購入する

朱色の島バリ (扶桑社文庫 あ 2-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヴェネツィア

安西水丸、稲越功一コンビによるバリ本。連作小説仕立てになっているのだが、まったく成功しているとは言い難い。普通にエッセイとして書いた方がよかっただろう。また、写真はカラーとモノクロームのものがあるが、過剰なまでの色彩に溢れたバリはやはりカラーの方がいい。わずか1週間の取材にしては効率がいいのは、案内者であるケイコ・マンダラさんのお蔭。さらには、偶然お葬式に遭遇するという幸運も(バリでの葬式は一種の祭礼)。バリ中の地名や光景が、これでもかというくらいに次々と登場し懐かしくはあるが、それを超えるものではない。

2018/03/16

感想・レビューをもっと見る