KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

正義について考えよう (扶桑社新書)

正義について考えよう (扶桑社新書)

正義について考えよう (扶桑社新書)

作家
猪瀬直樹
東浩紀
出版社
扶桑社
発売日
2015-11-01
ISBN
9784594073725
amazonで購入する

正義について考えよう (扶桑社新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

160708-09、図書館本をサクサク読んだ。ゲンロンカフェでの2回の対談に、新たに1回の対談を加える。正義が失われ、誰もが責任を回避している中で決定できなくなっているこの状況をどうするのか。リーダー不在でもやっていけることはあるが、マクロではそうもいかないことがある。国家と個人に全てを回収してしまうのではなく、「中間団体」を再構築することに希望をつないでいるように見受けられた。猪瀬さんの仕事について、東さんがあれこれと聞いているので、何度も著名が出てくるのは、まあ割り引いて考えないといけないかな。

2016/07/09

ミズグ

正義なき世界で果たすべき役割。正義について考える、こと。

2016/02/04

みじんこ

議論の中で主題の一つとなっているのは日本人の意思決定という問題である。戦前も組織構造などの問題から全体を統合するための意思決定ができていなかった。誰も責任を取らないというのは現代においても当てはまる。猪瀬氏は以前からの持論である戦後空間はディズニーランドという的を射た例えや、これまでの自著で書いてきたこと等を述べる。東氏は福島の現状等の話で主張しつつも、どちらかといえば聞き手に近いと感じた。「民営化とは権力を相手側から奪っていくプロセス」歴史の解釈で「現在を読み替え、未来を築く」という部分が印象に残った。

2016/02/03

やす

日本における意思決定の問題点などを中心にした対談本。文章で読んでいると終始猪瀬さんに東さんが鋭く突っ込んでいるように見える。猪瀬さんには4年間任期を全うしてほしかったなぁと改めて思う。

2016/10/06

mstr_kk

ひどく薄っぺらい本でした。猪瀬直樹氏の薄っぺらさに唖然とする本でした。猪瀬氏の言う「正義」は「大義名分」でしかありませんし、「考えよう」という積極性は感じられません。惰性でだらだらしゃべってるだけでした。東さんがちゃんと実のある話にしようと、ことあるごとに核心的な質問をするのですが、猪瀬氏はまともに答えずはぐらかし、責任を回避する。とても政治家っぽくて無責任です。いわゆる「ポンコツ」です。お金を出して買った読者として、憤りを感じます。猪瀬直樹って嫌いだなあと、この本のおかげでわかりました。

2015/11/22

感想・レビューをもっと見る