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東浩紀

職業・肩書き
作家
ふりがな
あずま・ひろき

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1971年生まれ。批評家、小説家、早稲田大学文学学術院教授、東京工業大学世界文明センター特任教授。著書に『存在論的、郵便的』『動物化するポストモダン』『コンテンツの思想』『東浩紀のゼロアカ道場 伝説の「文学フリマ」決戦』『日本的想像力の未来』など多数。小説『クォンタム・ファミリーズ』で三島由紀夫賞を受賞。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1999年
『存在論的、郵便的』第21回サントリー学芸賞 思想歴史部門
2010年
『クォンタム・ファミリーズ』第23回三島由紀夫賞
2017年
『ゲンロン0 観光客の哲学』第71回毎日出版文化賞 社会

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【なぜ人はアイドルに熱狂するのか?】切っても切れないアイドルと「経済」関係

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『アイドル国富論 聖子・明菜の時代からAKB・ももクロ時代までを解く』(境 真良/東洋経済新報社)  個人的な話で恐縮だが、筆者はアイドルに熱狂したことがこれまでない。松田聖子、おニャン子クラブからSPEED、AKB48と振り返ると様々なアイドルにメディアを通じて触れる機会はあった。だが、誰か、あるいは特定のグループのファンになったことは一度もないのだ。

 一方で、いつの時代にもアイドルを追いかけ、時間とお金を投資しながら、一生懸命声援を送る人たちがいる。あなたはどちら側の人間だろうか? これが信仰ならば(アイドルをキリストに喩えた社会学者もいるが)、様々な説明がなされてきた。しかし、熱狂しない側、熱狂する側いずれに尋ねても、「関心がない」「好きだから好き」以外の明確な答えがなかなか返ってこないのが、アイドルという存在の不思議なところなのだ。

 ところが、ここに「経済」という意外な切り口を持ち込んで、1つの答えを出した人がいる。国際大学GLOCOM客員研究員で、経産省で分析官を務める境真良氏だ。境氏は、著書『アイドル国富論』(東洋経済新報社)で、日本…

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予測変換を超えていきたい ―東浩紀氏の著書からみえてきた一つのヒント

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『弱いつながり 検索ワードを探す旅』(東浩紀/幻冬舎)

 ネット検索の外側にあるリアルを、しがない一人のライターながら伝えていきたいと考えている。今やいかなるときでも、どんな場所にいても検索一つで情報を得られるようになった。現地に足を運ばずとも、現地の空気を肌で感じなくとも、誰かがネットに載せた情報さえ手に入れられれば、その場所で何が起きたのかを、いともたやすく知ることができるようになった。

 しかし、みずからの目や耳を通じて手に入れた情報や、肌で感じた情報というのは、人から聞いただけではそのすべてを味わうことはできないと考えている。その疑問へのジレンマが頭の片隅につきまとっていたが、東浩紀氏の著書『弱いつながり 検索ワードを探す旅』(幻冬舎)の中に、ヒントが隠されていた。

 同書は、東氏のエッセイをまとめた一冊だ。アウシュビッツやチェルノブイリ、日本国内などの様々な場所を巡る中で、ネットとリアルそれぞれへの東氏が感じたままの思いが込められている。

 東氏は「ネットは記号でできている世界」だと語る。その理由とは「だれかがアップロードしようと思ったもの以外…

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泡沫1位が示したもの―家入インターネッ党は民主主義を変えるのか?

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『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』(東浩紀/講談社)

 都知事選が終わった。結果は事前予想通り舛添要一氏の圧勝だった。小泉純一郎氏が支援し、反原発を掲げた細川護煕氏が、リベラル有力候補の宇都宮健児氏ときれいに票を分け合い、小泉氏が得意とするワンフレーズ戦略は不発に終わった。「組織票」対「浮動票」という構図。政治への関心が異様に高まらなければ、つまり投票率が低ければ(今回は46%)、順当に組織を固めた候補者が勝利する――ここまでは、これまでも繰り返されてきた驚きのない退屈な選挙と大差ないものだ。

 しかし、これからの日本の政治、あるいは民主主義に大きなインパクトを与えかねない結果が落選した側に現われていることを見逃してはならない。ひとつは、細川氏に次ぐ4位となった田母神俊雄氏の61万強という得票数だ。元幕僚長でいわゆるネット右翼的言動を隠さない氏が、いわゆるネット保守層からこれほどの得票を得るという予想は多くの識者を驚かせた。

 そして、そこから桁はひとつ減って約8万票だが、いわゆる泡沫候補の中では1位となった家入一真氏も注目を集めた。Tw…

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注目の新刊 『クリュセの魚』 ダ・ヴィンチ2013年11月号

注目の新刊 『クリュセの魚』 ダ・ヴィンチ2013年11月号

2445年、11歳の葦船彰人は、人類第二の故郷・火星で16歳の少女・大島麻理沙と出会い、恋に落ちる。だが、麻理沙が今は亡き日本国の王族の末裔であったことから、ふたりの運命は地球—火星間をめぐる時代の奔流に巻き込まれ……。SF叢書・NOVAコレクション第1弾。

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「ハルヒ」に日本SF界の大御所作家・筒井康隆もうなる

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シリーズ累計1650万部を突破し、4年ぶりの新作『涼宮ハルヒの驚愕』(角川書店)も大ヒットしている「ハルヒ」シリーズ。   SF評論家の藤田直哉さんは、その人気の理由を、こう分析する。    「『ハルヒ』にはSF魂をくすぐる言葉やガジェットが随所に出てきます。ライトノベルだからと敬遠する人がいるかもしれませんが、本を読んできたキャリアのある人ほど、その裏にある膨大な知識と情報に気づき、めまいを覚えるかもしれません。それが『ハルヒ』の大きな魅力だと思います」(藤田さん)    「ハルヒ」の凄さは、あの筒井康隆までもが反応。雑誌『群像』(2007年7月号)の東浩紀との対談で、シリーズの中では『涼宮ハルヒの消失』が一番面白いと語っている。日本SF界を牽引してきた大御所作家をもうならせたのは、一体どこなのか。     藤田さんは、「ハルヒそのものが読者の寓意」と指摘しながら、「ハルヒ」が珍しいのは、普通の人として登場する「キョン」が、SF的な出来事に巻き込まれていくのに、それをあまり問題にしない点にあるという。心を動かさず、むしろ、そのまま受け入れ…

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