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頭の大きなロボット (星新一ショートショートセレクション 6)

頭の大きなロボット (星新一ショートショートセレクション 6)

頭の大きなロボット (星新一ショートショートセレクション 6)

作家
星新一
和田誠
出版社
理論社
発売日
2002-07-01
ISBN
9784652020869
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頭の大きなロボット (星新一ショートショートセレクション 6) / 感想・レビュー

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Twakiz

お恥ずかしながら星新一さんという作家さんを存じ上げませんでした.新聞のコラムでクリスマスに「ある夜の物語」が紹介されていたのをきっかけに読んでみた.おもしろい!SF的近未来やトンデモ発明などを扱ったものが多いが,切れ・風刺・ユーモアにあふれた小品ぞろい.因果が巡り巡る話が多い.「ある夜の・・」は結局さびしい男性のちょっとした優しさが結局世界の破滅を救ったのである.他の作品もぜひ読んでみたい.来年もたくさん読めますように.みなさまよいお年を.

2017/12/30

エリク

ショートショートは飽きない。 不変に有り続けてほしいジャンルの一つです(笑)

2021/03/15

あまみ

私は若いころに、星新一のショートショートは出版されたもの全てを読んでいるはずです。なので、再読になるのですが、この本を読んだら、新鮮だった。ストーリーを忘れていることもあったが、それだけでなくとても面白い。ラストは想像できるものもあるが、ウ~ンと唸ってしまう。難しい表現はなく小学生でも楽しめる。 △星新一の作品を読み、その後、何人かの作家のショートショートを読んでいますが、星新一を超える作品は無いと思っている一人です。

2021/08/31

ともブン

「だれかさんの悪夢」「未来いそっぷ」「ひとにぎりの未来」「ちぐはぐな部品」を底本に18篇を収録 特に印象に残ったのは『はい』。この話ではイヤリング型の情報通信機の命令に従って人生が進んでいくのだけれど、ほとんどの現代人がスマホやスマートウォッチを肌身離さず過ごしている昨今、これと何ら大差ないのではとぞっとしてしまう。 たった数ページのお話だけどいやに現実的。 もう一つは『ある夜の物語』。幸せの先送り、映画のペイフォワードもこんなお話でした。こういう希望のあるストーリーをも描けるのが星さんの凄さですね。

2022/09/05

書の旅人

『ある夜の物語』は、今の私にとって、とても大きな深呼吸となりました。今年は戌年だからというわけではありませんが、昨年末に話が決まった一軒家は、私の夢を叶える為にも、大きな役割を果たしてくれるものでした。そして知った、台湾の動物保護センターの獣医の自殺の事。中国で飼い主を守る為に命を張った犬の事。新たな本との出会い。それらに共通するのは、真心だということをこの話を読んで気づきました。命がけの真心は、信じられるもの。それは人を動かす力もある。私の道がまた強く見え始めました。

2018/01/09

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