失われた森厳: 富良野風話
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失われた森厳: 富良野風話 / 感想・レビュー
よし
やはり「北の国から」の作者らしいエッセイ。
2020/10/15
まさやん80
財界という雑誌に平成15年から18年にかけて連載されていたエッセイ。 叱ってくれる人を三人持てと倉本さんはある人に言われたらしい。叱るということは愛情だという通り、エッセイの中で倉本さんは頑固親父として、敢えて読者を叱ろうとしている。もちろん、老人の戯言と聞き流すこともできるが、その中にはハッとさせられるようなことも少なくない。少子化がなぜいけないのかという疑問などは、ちょっと考えなかったような切り口で面白かった。
2021/09/25
ispanoman
昨年のNHK大河ドラマの決め台詞が2006年の出版時に取り上げられていた。『ならぬものはならぬものです』『、、、、してはなりませぬ』の価値観の植え付けが幼少のころより会津藩では掟として教育されていた。人としての生きる掟の意識が薄れたり、失われたりしている現状を嘆き、反省も促す。自然環境が破壊されて何も育たない大地に金銭があったとしても、金銭を喰らうことは出来ないという指摘。敗戦時前後の農村の優位を経験した世代だから言える箴言だ。
2014/01/23
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