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よんひゃくまんさいのびわこさん

よんひゃくまんさいのびわこさん

よんひゃくまんさいのびわこさん

作家
小沢さかえ
梨木香歩
出版社
理論社
発売日
2020-12-03
ISBN
9784652204078
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ジャンル

よんひゃくまんさいのびわこさん / 感想・レビュー

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はる

夢を見たような。母親に抱かれながら見る、優しく心地よい夢。「一人の女性の一生が、風景に重なる、その風景が神話になる瞬間-」(あとがきより)。小沢さかえさんの絵が、そよ風のように心に吹いてくる。

2020/12/18

しゃが

琵琶湖のながい移り変わりを描いた絵本だった、大人向きかなぁ。びわこは400万年くらい前に伊賀の辺りで生まれ、移動をくりかえして、今の場所に落ち着いたらしい。昔、河合隼雄と中西進の著作で太古、鯨がいた万葉の話を思い出した。大好きな山下さんの『鬼ひき島』も。いろいろイメージさせる哀切をおびた絵本だった。淡いピンクのヒルガオが海浜植物だったとはロマンチックだった。また外来種のピラニアや鮒たちと共に400万年かけて西へ西へと移動し、海に還るのだろうか。残念なのは写実的と創造的な部分を組み合わせた絵が馴染めなかった

2021/01/13

びわこっこ

琵琶湖の歴史をお話仕立てで紹介しています。擬人化して琵琶湖を女性に喩えて表現しています。 ハマヒルガオもハマゴウも可愛い女の子👧として描かれ、ビワコ大ナマズやプランクトン等が、登場します。400万歳の古代湖である琵琶湖を皆が帰りたいと願う母なる淡海おうみ「海」と表現されて、自然に抱かれ、疲れを癒やしてくれる存在であると教えてくれる。

2020/12/23

anne@灯れ松明の火

新着棚で。梨木さんもだが、絵が小沢さかえさんであることに惹かれて。借りてから、落ち着いてタイトルを見て、「びわこさん?」と頭の中に?が(笑) 「びわこは400万年くらい前に伊賀の辺りで生まれ、移動をくりかえして、今の場所に落ち着いたのは100万年ほど前と言われてい」るのだそうだ。知らなかった~。琵琶湖を女性に見立て、様々な生き物とともに生きていく、不思議で、壮大な物語。小沢さんの絵が、とにかく素晴らしい。

2020/12/13

Odd-i

京都にとって琵琶湖の水を引くことは昔からの夢でした。明治維新による東京遷都のため沈みきった京都に活力を呼び戻すため計画された疎水は今なお、まさしく京都に命の水をもたらしてくれています。その琵琶湖さん、は〜るか昔から滋賀のド真ん中にいらっしゃったのかと思いきや、400万年前には現在の伊賀辺りにいらっしゃったのだそう。あの大きな湖が移動?そうなんです、びわこさんは休み休み(一箇所に数十万年は留まりつつ)移動してきたたのです。 そんな琵琶湖の畔で梨木さんは神話を紡ぎ出し、小沢さんの安らかな絵が共鳴しました。

2020/12/16

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