さよならフォークロア (IDコミックス 百合姫コミックス)
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さよならフォークロア (IDコミックス 百合姫コミックス) / 感想・レビュー
いりあ
雑誌"コミック百合姫"に連載されていたかずまこをの"さよならフォークロア"です。「純水アドレッセンス」に続いて2冊目です。絵の手触りとストーリー、そして登場すん女の子たちの心の動きがマッチしてて良い百合作品です。1冊で終わりではなく、もう少し読んでみたかったかな。
2010/11/22
ソラ
忘れないで。どんなに寂しくても恋のおしまいを願ったりしないよ。私が不惑を誓うのは優しいあなたにだけ
2012/05/04
海藍
読み始めてから百合と気付いた…普段は避けて通る道だけれども、違和感無く楽しめた。
2013/07/16
3838
純鳥のお姉さんと先生の飛び下り事件が気になる…。過去の悲恋の結末は匂わせるだけだったけれど、もう少しだけ描写が欲しかった。そうすれば、主人公たちの出会いと恋にもっと深みが増したと思う。この、悲恋があった学園で、新しい恋をはじめたということに意味があるのだから。
2013/01/31
の
月曜日に誰かに触れると「心中した恋人たち」から呪われる噂のある女子校を舞台に、転入生とルームメイトの物語を描く。小さいコミュニティ内での怪談(フォークロア)が、そんな話をものともしない外部者で打ち砕かれる(さよなら)までが、かずまこを氏のシャープで穏やかなタッチで、揺れ動く少女たちの感情と共に描かれる。登場人物全員に共通しているのは、純粋であるが故に傷ついてしまう、若しくは人を傷つけてしまうのが怖いから予防線を張ってしまう。その線を越えるには「あなたにだけ不惑を誓う」ことだけでしかできない。
2012/05/31
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