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おとなの発達障害かもしれない! ? (コミックエッセイの森)

おとなの発達障害かもしれない! ? (コミックエッセイの森)

おとなの発達障害かもしれない! ? (コミックエッセイの森)

作家
森島明子
出版社
イースト・プレス
発売日
2017-09-16
ISBN
9784781615660
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「おとなの発達障害かもしれない! ? (コミックエッセイの森)」のおすすめレビュー

「自分もADHD?」と思った人はもちろん、がんばる全ての人に効くコミックエッセイ

『おとなの発達障害かもしれない!?』(森島明子/イースト・プレス)

 近年、「大人の発達障害」が注目されています。“仕事でケアレスミスを繰り返す”“作業効率が悪く対人関係もよくない”など、ほかの人たちが難なくできていることがうまくできず、周囲の評価が下がるなどして生きづらさを感じてしまう「大人の発達障害」。研究が進み、広く知られるようになった子どもの発達障害に対して、大人の発達障害は周知されているとは言えません。検査を実施したり、その後のフォローをしてくれる医療機関もまだまだ少ないのが現状です。

「もしかして、自分も発達障害なのでは?」と思ったとき、まず手に取ってもらいたい本が『おとなの発達障害かもしれない!?』(森島明子/イースト・プレス)です。

 著者である漫画家の森島明子さんは、大人になってから発達障害のひとつである「ADHD(注意欠如多動性障害)」と診断されたひとり。本書は、うっかりミスが多いという森島さん自身の特性や発達障害の検査を受けてみようと思うまでの経緯、検査の様子、処方された薬「コンサータ」の作用、副作用、子どもの頃や家族のことな…

2018/2/23

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 いまではメディアで多く取り上げられるようになり、社会的に理解が広まりつつある発達障害。ただ、目に見えない分、医者も診断しづらく、「うちの子ももしかして」とか「自分もそうかも」と、不安を抱える人も少なくありません。そんなリアルな声や体験を綴ったコミックエッセイを紹介していきます。

幼いころから生きづらさを抱えていた私が産んだ子は ふたりとも発達障害グレーゾーンでした。 絶望と希望を繰り返しながら、それでもなんとか前向きに 生きていく姿に、共感と応援の声! 月間180万PV、アメブロで総合1位を獲得した実録コミックエッセイです。

長男の幼稚園入園、進路の問題。立ちはだかる壁を、それでも親子で一緒に乗り越える――。発達障害の子どもを持つ家庭の多くが直面する「進路」をテーマに、困難と希望、そのすべてを描きます。子育ての勇気が静かに強く湧いてくるノンフィクションコミックエッセイの第2巻。

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このまとめ記事の目次 ・生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした ・おとなの発達障害かもしれない!? ・漫画家ママの うちの子はADHD ・うちの火星人 5人全員発達障がいの家族を守るための“取扱説明書” ・毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で ・ボクの彼女は発達障害

■生きづらい世界でも、親子で前向きに生きていく

『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』(モンズースー/KADOKAWA・メディアファクトリー)

無料ためし読みはこちら

 育てにくく、他の子供と比べて発達が遅いように感じる長男を育てていくうちに、長男だけでなく、自分自身も発達障害であることがわかり、自分や子供と向き合い前へと進んでいく様子を描いた『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』(モンズースー/KADOKAWA・メディアファクトリー)。

 …

2018/12/9

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おとなの発達障害かもしれない! ? (コミックエッセイの森) / 感想・レビュー

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ふじ

ストレス発散にガンガンコミックエッセイを読みます。大人の発達障害と診断された40代マンガ家の話。薬を飲んだ世界・飲まない世界の描写がわかりやすくためになる。話が進むにつれ、徐々に著者の母も発達ぽい描写が。非定型は完全に遺伝だし、だからこそ家族とは離れた方が害は少ないと思うんだけど、同居で介助しながらマンガ家する著者は偉い。

2018/09/02

manamuse

なんか分かりづらい…途中から読むの疲れた…

2023/12/03

でんか

当事者による、発達障害のコミックエッセイ。うまくコミック化しておられて、読んでるこちらにもよくわかる構成になってます。きっといろいろご自身で調べられたんだろうなあという印象。コンサータ(ADHDなどに処方される薬)を飲んで、保護膜ができて重力を感じた、と書いておられて、すごく説得力というか、そうか、そういうかんじなのか、とインパクトを受けました。薬のデメリットもちゃんと踏まえて書いておられてその辺りも流石の構成。ADHDのひとだけでなく、すべての人が生きやすい社会になって欲しいと願います。

2018/03/17

みるくるみ

当事者目線での経験、工夫、感じたことが細かく描かれていて良かった。ADHDの診断がついて喜ぶ著者を見て、うつの診断がついてほっとしたときの自分を思い出した。漠然と感じてた生きづらさの原因を知るだけでも大きな一歩。そこから自分なりに生きやすく工夫していく著者は本当にえらい。薬もメリットデメリットがあって使いこなすのが難しい現実。障害の有無関係なく“今のこの社会は全ての人にとってけっこう生きづらい”という言葉に共感。みんなが生きやすい社会にはすぐに変えられないから、まずは自分を見つめ直し工夫していこうと思った

2019/01/20

陸抗

息子が発達遅延?軽度の発達障害なので、大人になった時にどんな風になるのか知りたかったのと、私もそうかも?と気になっていたので手に取りました。作者さんご自身の体験と、かなり勉強されたようで砕いて説明してくれているので、分かりやすかったです。一番は、周りの理解かな。グレーゾーンや軽度だと、わざわざ周りに話すのも…ってなりそうだし。いろんな人に読んでもらって、まず知ってもらいたい。

2018/03/20

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