KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

夜ふけの酒評 愛と独断の日本酒厳選50

夜ふけの酒評 愛と独断の日本酒厳選50

夜ふけの酒評 愛と独断の日本酒厳選50

作家
山内聖子
出版社
イースト・プレス
発売日
2022-10-07
ISBN
9784781621203
amazonで購入する Kindle版を購入する

夜ふけの酒評 愛と独断の日本酒厳選50 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

なっぱaaua

山内さんの本は「蔵を継ぐ」「いつも、日本酒のことばかり」に続き3冊目。今回は酒蔵に事前の承諾なく呑んだお酒でお薦め50蔵を紹介しているもの。自分も日本酒好きで資格とかは有りませんが、ご紹介されているお蔵の内80%以上呑んだ事があるお酒でした。美味しい基準の言語化は自分もいつも悩みます。山内さんの好みは開封後も香りや味がダレず一定の質を保ち、寝かせると味が伸びて美味しくなるお酒というのは自分も激しく同意します。生熟が苦手と書かれてましたが、最近は無濾過生原酒でも伸びるお酒は多いですよ。~続く~

2022/11/26

つーちゃん

表現がちょっと面白い。ガチウケじゃない、ふふっと来る感じが良いなぁと思った。例えば、にごり系スパークリングを開ける描写とかね。ゆっくり開けてガス逃さないとマジ悲劇だからめっちゃ分かるのよ。思わずニヤける。でも、並び順は結構謎かも?著者なりのテーマでカテゴライズしたほうが面白いんじゃないかな。「鉄板!裏切りなし」とか「邪道。自己責任でね!」とか「カニカマを越前ガニに変える日本酒10選(当社比)」とかさ。でも、宗玄が紹介されてて嬉しい。獅子の里、七田、雁木は飲まなきゃ。

2022/12/13

キリル

日本酒とともに生きてきたといっても過言ではない筆者が心にとめた銘柄50本の酒評が書かれた本。お酒との馴れ初めを交えながら味わった感想が書かれていて、お酒の味わいですとかそのお酒と著者の物語を楽しみながら読むことができました。杜氏の話も興味深く、同じ銘柄でも代替わりによって味が変化することは初めて知りました。伝統を守る人、変化を追い求める人などスタンスは異なりますが、だれもがおいしい日本酒を求めて日々酒造りに励んでいるのだなと思いました。付け合わせの料理も参考になりました。

2023/01/05

こうせいパパ

日本酒50銘柄にまつわる著者渾身のエピソード集。 日本酒党の自分には非常に楽しめた。自分の推している銘柄が出てくると一層楽しめたし、知らない銘柄は勉強にもなった。

2023/10/09

山のトンネル

日記のような酒評。まさに日本酒エッセイ。全50章(50種類のお酒の紹介)で構成されており、1章3分程度で読める。飲んだことのあるお酒だと、記載されている内容に対して共感できる部分があってニヤける。それぞれ蔵や杜氏の方との交流・取材を通して得た知識が練り込まれており、さまざまな日本酒を飲み比べてきた著者だからこそ書ける内容に脱帽しました。寒菊、宮寒梅、よこやま、亀泉などのレビューもあれば読みたかったです。また本書を読んで、剣菱の500年の歴史を体現したお酒は気になりました。自分も大手は避けがちなので…

2023/02/08

感想・レビューをもっと見る