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極西文学論―West way to the world

極西文学論―West way to the world

極西文学論―West way to the world

作家
仲俣暁生
出版社
晶文社
発売日
2004-12-25
ISBN
9784794966452
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極西文学論―West way to the world / 感想・レビュー

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ミツ

再読。「西とは私たちの想像力が生み出す何かだ。想像力とは恐怖という感情を生む源泉であると同時に、どこかへ向かう運動を生み出す契機でもある。」 爆撃機の視点も人工衛星の視点をも超えた、遥か上から世界を眺める縦の視点。それと垂直に交わる様にして東西を移動する横の視点。戦後の世界全体をダイナミックに、音楽、映画、政治など様々な側面から捉え、独自の連想と隠喩の読解によってヨーロッパ、アメリカ、そして日本の文学を、“極東”から“極西”へと再地図化する大胆な試みを行った傑作。

2010/12/23

hiratax

(20060913)この頃、現代小説を幾つか並べて時流を見る「ニューウェーブ文藝評論」みたいなのがちょこちょこあったけれど最終的に残るものがないのは、小説を誰も読んでいない→読んでいる人は特定の作家しか読んでいない→拡がりがない、というループのせいのような。

2006/09/13

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