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対論! 生命誕生の謎 (インターナショナル新書)

対論! 生命誕生の謎 (インターナショナル新書)

対論! 生命誕生の謎 (インターナショナル新書)

作家
山岸明彦
高井研
出版社
集英社インターナショナル
発売日
2019-12-06
ISBN
9784797680478
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対論! 生命誕生の謎 (インターナショナル新書) / 感想・レビュー

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ケイジ

太古の地球で最初の生命は深海熱水噴出孔の近くで発生したのか、それとも陸上の温泉で発生したのか、を軸に生命や宇宙について広く解説されます。知らなかった事ばかりで非常に興味深く読みました。

2020/08/12

tetsu

★3 生命の起源は驚くほど分かっていないことを知ることができた。分子生物学が解明した生命の緻密さは、その断片さえつかみきれていない。 初めから完成形があって、細胞内の核に、いろいろなパターンのDNAを入れ込んで惑星上でシミュレーションした結果、現在の地球の生命ができた、というような話の方が説得力がある。太陽の巨大化で地球が滅びる前に宇宙に向け種を撒く。自らの代謝でテラフォーミングしながら進化するDNAを持った種がうまく花開いたのが第二の地球になり、そこで進化した第二の人類が自らの起源を考察する、なんてね。

2020/02/09

Honey

微生物学者の高井研さんと分子生物学者の山岸明彦さんの熱い対談♪読者に分かりやすいよう、専門用語が出てくると、すかさず説明も入れてくださっていて、門外漢に難解で厳密な部分も、それなりに読み進められるよう工夫がされていて有難い。今確実なことを土台に、両者の視点の違いからくる仮説の違いを互いに尊重しつつ、議論は深まる。これからはアストロバイオロジーの時代といいつつ、地球上の生命から宇宙における生命までも、すべて包括する「生物学」を目指す、大きな課題に取り組む皆さま、とても素晴らしい! 成果が楽しみです♪

2021/02/17

5〇5

あらまあ、これはお二方の対論形式なのね。根本の考え方が違ってるのでかみ合わないのよねぇ。右と言えば左、ああ言えばこう言うで、論争が楽しめるわよ。その一端を、激論バージョン(広島弁)で紹介してみるわね。↓

2020/12/25

ちゃんぐ

途中で挫折した「生命の起源はどこまでわかったか」よりは読み易かった。途中で何回かバトルがあるのは「対論」と銘打ったタイトルのお約束なのですかね。生命誕生の起源を宇宙に求めるのはそれなりの根拠があるのだな、というのは収穫でしたが、自分が生きている間には生命の謎(無機物から生命の誕生)の解明は叶いそうもない、というのが分かりました。

2021/07/22

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