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AI失業 生成AIは私たちの仕事をどう奪うのか? (SB新書 634)

AI失業 生成AIは私たちの仕事をどう奪うのか? (SB新書 634)

AI失業 生成AIは私たちの仕事をどう奪うのか? (SB新書 634)

作家
井上智洋
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2023-11-07
ISBN
9784815622374
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AI失業 生成AIは私たちの仕事をどう奪うのか? (SB新書 634) / 感想・レビュー

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tetsu

★5 機械により肉体労働が肩代わりされ、頭脳労働をコンピューターが肩代わりする。そうなると人間はすることがなくなる。人間の歴史は人を労働から解放する方向で進化してきた。仕事を通して自己実現を図り社会に貢献するという現在の価値観が覆される未来になり、誰もが好きなことをして一生を終える世の中。 100年後に生まれていたらそうなっていたかも。

2024/03/22

ザビ

現在は「第4次産業革命」のただ中。1900年第2次では馬車が車に、ランプが電気に変わった。2000年第3次では情報とコミュニケーションのインフラがITに変わった。では今回は?労働力がAIに変わる、という。例えば農業。今までの土まみれ作業は今後はAI制御の自動農作機に変わり、人が担う仕事は何を生産しどのように売るかの企画立案になる。なるほど、農業が肉体労働職からマーケティングデザイン職に変わるくらい、常識が根本的にくつがえる時代を今の自分は生きているのか。そして、そんな時代で新しい価値を創っていくには→

2024/02/08

くらーく

これまでの著者の書と同じですね。ただ、ここ1,2年で生成AIが一般化?して、かなり見通しが良くなった感じです。2030年にはシンギュラリティですか。まあ、別段困らないけどね。誰かが判断するのだから。あと、行動は人間(一部ロボットかも知れないけど)がするのだし。 AIが奪う仕事が、ある意味、高給な創造系の仕事と言うのが皮肉ですね。ブルーカラーのエッセンシャルワークが残されると。こういうところにAIで生んだお金を回せると良いのでしょうけどねえ。そのためにもBIなんだろうけどね。意識改革がいるのだろうけどねえ。

2024/03/22

Micky

技術革新の人々への影響、AIに至るITの歴史、AIの仕事、職業に及ぼす影響(かなり深刻)、AIとともにどう生きるか、失業を回避できるか、といった章立てはよくある章立て。言語生成に加え画像生成も出てきてしまうと流石に仕事がなくなる!っと焦ることになります。いままではターミネーターが脅威だっだはずがいきなり物体ではないAIという難敵が現れた。ここにきてITがついに数多くの人々の仕事を奪うことは多分たしかだろうなぁ。どうする人類!著者はベーシックインカムの制度化を提案しているがそれは夢物語。

2023/11/16

マルス

2030年頃には汎用AIが完成している可能性。 仕事がなくならなかったとしても生産性が向上する結果、より少ない人数で仕事をこなせるようになる。つまり雇用が減少する。 一方で機械は子供でも行えるような身体動作が苦手。既に求人倍率が低いホワイトカラーの仕事は更に減り、ブルーカラーの人手不足は続く歪な状態に。 仕事を失った人がブルーカラーに労働移動すると多くの場合賃金が下がってしまうのも問題。 将来的にはスマート化が進み人間が仕事をしない時代が来るかも。労働主義からの脱却とベーシックインカムの導入を提言している

2024/02/06

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