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関東大水害 (首都圏史叢書 8)

関東大水害 (首都圏史叢書 8)

関東大水害 (首都圏史叢書 8)

作家
土田宏成
吉田律人
西村健
出版社
日本経済評論社
発売日
2023-02-16
ISBN
9784818826236
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関東大水害 (首都圏史叢書 8) / 感想・レビュー

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kenitirokikuti

図書館にて。戦前の首都圏で最大の水害は1910年の「明治四三年大水害」(利根川・荒川)なのだが、この年は韓国併合や大逆事件があり、また災害としては関東大震災や東京大空襲があるため、副題の通り「忘れられた」災害である。なお、この大水害が契機となって「荒川放水路」開削が始まったり、応急復旧工事費のため発行される地方債を大蔵省預金部(郵貯が原資)かま引き受ける最初の例だったり、陸軍の災害出動が制度化されて最初の広域出動だったり、警察官の応援(県を超えて派遣)する制度が作られたり。

2023/08/05

くらーく

地方で育ち、就職で上京した自分としては、こういう災害はマスコミ等で取り上げないと知らないわな。地方の親や親戚から聞いたことも無いし。そして、昭和に就職で上京した身では、岩盤強固で台地の災害に強い場所には、住むのが難しく、ちょっとお安い低地に住むことになり。。。。 なるほどねえ、こんな災害があったのですか。知らなかったなあ。お蔭で水害対策がいろいろとされている。幸いな事に、未だ水害には遭遇していない。ありがたい事ですな。 地形的には、とても恵まれているのに、こんなに雨が降った事もあるのだなあ。意外。

2023/08/26

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