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スットン経

スットン経

スットン経

作家
諏訪哲史
出版社
風媒社
発売日
2021-12-24
ISBN
9784833121101
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スットン経 / 感想・レビュー

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ひさしぶり

訛っとる名古屋弁の婆さんらの会話に噴き出す。😆 自分はまんだ標準語に近いんじゃないかと思う。方言を文字化して読むと面白いね。鬱の時に自殺するじゃなくて躁の時が危ないんやね。表向きは(何でもかんでも褒める教育)で裏に回ってSNSで叩く(不寛容な)今の世なのかも。いろんなごった煮ぽいエッセー

2022/02/18

tetsubun1000mg

筆者のエッセイを以前読んで飄々とした文章でくつろいでたん惜しんだ記憶があって選ぶ。 中日新聞の連載エッセイと毎日新聞の月一連載とその他のエッセイを合わせて作られた本との事。 最初は飄々とした感じもあったのだが、途中から安倍内閣の防衛拡大政策、反戦に対するコメントが多くなって戸惑うことも出てきた。 毎日新聞の月一連載は、筆者も永年悩んでいる「双極性障害」の告白と症状と自分に対応方法の説明などとなってくる。 重い内容にもなるのだが生涯に悩んでいる人のことも知ることができた。 途中で入る名古屋弁の会話は楽しい。

2022/03/26

kane_katu

★★★☆☆結構いろいろなことを赤裸々に書いている。病気のことも政治のことも。考え方が近いので、割と頷きながら読んでいた。あと、ほぼ同世代なので、クイッククエンチガムは懐かしかったなあ。収録作の中では「ネット俗語の独自解釈」が面白かったね。

2022/04/10

まるよし

とても率直で、しかも熱のあるエッセイ。世の流れを憂い、自分の病と向き合う。なかなかできることではない。特に読書の意味や、自殺についての深い内省が響く。ライトなエッセイだけじゃないところがいいですね。ローカルネタはわからないけども。

2023/01/19

積ん読制覇

新聞の連載を読んで購入。中盤から憲法改正に反対したり、哲学専攻らしい内容になってしまって難しかった。 最後から2つ目の林哲司と永遠の80年代は同年代ということもあり、コアな話題で懐かしくなった。

2022/01/18

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