『種村季弘傑作撰』刊行記念 諏訪哲史トークイベント開催
『種村季弘傑作撰Ⅰ:世界知の迷宮』(種村季弘/著 諏訪哲史/編 国書刊行会)
『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』の刊行を記念して、編纂解説を担当した諏訪哲史氏のトークイベントが、2013年9月7日(土)に東京・神保町東京堂書店神田神保町店6階東京堂ホールにて開催される。
怪物、吸血鬼、少女幻想、詐欺師、錬金術、マニエリスム――。異端文化を長年にわたり紹介し、澁澤龍彦氏とともに幻想文学というジャンルの確立に貢献した知的迷宮の怪人・種村季弘。今回刊行された『種村季弘傑作撰Ⅰ・Ⅱ』は、種村氏の膨大多彩な著作の中から、傑作本格評論38を2巻に精選した「タネムラ・ワールド・アトラス」ともいうべき作品で、多面体文学者の無限迷宮を一望にできる作品となっている。
編纂解説を担当したのは、種村氏に直接教えを受け、『アサッテの人』で第137回芥川賞を受賞した作家・諏訪哲史氏。今回のトークイベントでは、亡き恩師の作品や思い出が語られるということだ。
トークショー後、『種村季弘傑作撰』、諏訪哲史氏の著作(文庫を除く)を対象にサイン会も開催される
●イベント概要 開催日時:9月7日…