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プンスカジャム (福音館創作童話シリーズ)

プンスカジャム (福音館創作童話シリーズ)

プンスカジャム (福音館創作童話シリーズ)

作家
くどうれいん
くりはら たかし
出版社
福音館書店
発売日
2021-09-03
ISBN
9784834086287
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ジャンル

プンスカジャム (福音館創作童話シリーズ) / 感想・レビュー

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☆よいこ

児童書。低学年~。「もう、もうもう、もうもうもう、ぼくは、おこった!」公園でタニくんと待ち合わせをしたハルはちっともやってこないタニくんに腹を立てて帰った。どすどす歩いてプンスカしていたら「ベーカリーあぐり」と書かれた車から声をかけられた。車はパン屋で、ハルはメロンパンをごちそうになる。あぐりさんは、ハルのプンスカをジャムにしようと言う。じっくり煮詰めたジャムはキラキラのピンク色だった▽ことばのリズムが楽しい。イラストも可愛い。ハピエン。2021年刊

2023/09/28

よこたん

“ジャムは、あさやけの海みたいに、きらきらしたピンク色。つやつや、うるうるひかるので、ハルはジャムをずっとながめていられそうでした。” プンスカ!プンスカ!怒ってる。くどうれいんさんの言葉選びがもう絶妙。“耳があつくて、のどがきゅっとしまるかんじがして、うでをぶんぶんふりまわしたい気持ちです。”って、あ〜わかる。児童書なのだけど、絵が昭和の匂い漂う感じで、ちょっと好みが分かれそう。ファンタジーなのかSFなのか理科なのか家庭科なのか。道徳ではないかな。プンスカの理由や程度で、色も味もころっと変わるのかな? 

2023/01/11

chiaki

くどうれいんさんの児童書。待ち合わせしたのにも関わらず、友だちが約束の時間になっても現れずハルくんはプンスカ。むしゃくしゃした気持ちを抱えながら歩いていると突如魔法使いのあぐりさんが!ハルくんの怒った気持ちをきれいな色のジャムにしてくれます。そんなジャム作りのお手伝いをしているうちに、ハルくんもいくらか心が晴れてきて…。怒りだけでなく、自分の感情もこうして色分けすると心の整理に繋がるよう。くりはらさんの絵も素敵。低学年さん向け。

2022/03/25

たまきら

あるよね~こういうこと…。「約束したのに来なかったよ!」15分公園で待って怒って帰ってきた娘さんにぴったりと思たんですが、「ふうん」ぐらいの感想でした。おや?男の子が主人公だからかなあ。やさしい魔女の呪いあめみたいな感じだけどなあ…。オカンはほっこり読みました。ちなみに娘さん、怒って報告に来た後他のお友達と楽しく遊んでいたのであまりダメージもなし。良いコミュニティだよな~。

2021/11/21

みつばちい

友達と遊ぶ約束をしたのに、いくら待ってもこない。ぷんすか怒りながらズンズン歩いて知らない場所にやってきたはるくん。あんぐりべーカーリーというパン屋のおばあさんに誘われ、パン屋の車へ。中にはふんわり美味しそうなパンだらけ。おばあさんがぱんをご馳走してくれ、ついあれこれおしゃべりしていて、怒ってた気持ちも話すとそのぷんすかをジャムにしないかと誘われて、、美味しそうで、あったかいお話でした。気になっていた作家さんの初の児童書!絵も最近よくお見かけするかたで、ノリに乗ってるお二人のフレッシュな作品でした。

2021/10/20

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