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教養として学んでおきたい古事記・日本書紀 (マイナビ新書)

教養として学んでおきたい古事記・日本書紀 (マイナビ新書)

教養として学んでおきたい古事記・日本書紀 (マイナビ新書)

作家
島田裕巳
出版社
マイナビ出版
発売日
2022-05-26
ISBN
9784839976989
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ジャンル

教養として学んでおきたい古事記・日本書紀 (マイナビ新書) / 感想・レビュー

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なっぱaaua

アマテラスとスサノオ、オオクニヌシの関係を知りたくて読んでみた。日本の神話が書かれている古事記と日本書紀だが古事記は神々の世界の話、日本書紀は歴史書という位置づけがあることは知らなかった。明治以降神話が一定の強制力を持ち今でも少なからず続いていることも理解できた。しかし神々の行いがとんでもないことばかりで、今の物語にするとぶっ飛んだストーリーになるし、殺し殺され生贄にもなることが当時は日常茶飯事だったんだなとも理解した。あの神社と神様との関係もよく分かった。

2022/07/13

naka

宗教学が専門の著者による、古事記・日本書紀に書かれた日本の神話と歴史に関してまとめられた本です。日本の神話は登場する有名な神の名前や、出来事など断片的なものでしたが、今回だいぶまとまって認識できるようになりました。宗教に対して持っていた、冠婚葬祭などの面倒なものという印象が少し変わったかなと思います。Kindle Unlimited

2024/03/21

888

日本書紀や古事記の内容は聞いたことが ある程度であまり理解していなかった。 日本人としては恥ずかしい限りである。 戦後、敗戦の反省も有り意識的に学校などでは 教えないことになっているのだろう。 ただ、常識として最低限のことを知っとくべき だと思う。外国人に質問をされた ときに返答できいないのは良くないので。 物語としてもハチャメチャでエンタメ性が あり面白い。

2023/06/09

kumoi

現代は情報技術や医療技術などのテクノロジーが発展し、さまざまな事柄について科学的根拠が問われる一方で、科学のみで正当性を示せない問題があるのも事実である。天皇は日本国民の象徴とされているが、そのような総意がいつ得られたのかという疑問に答えるのは難しい。日本書紀に天孫降臨と天皇家との関係が描かれているからとしか言いようのないものである。文献史料が乏しい古代に何があったのか知るのは困難であり、神話がどのくらい事実に基づいてるかも定かではない。しかし、神話と民族は決して切り離して考えることはできないのである。

2022/06/11

とりぞう

「一神教の神は死なないものであるからこそ、ドイツの哲学者、ニーチェの『神は死んだ』という宣言が強い衝撃を与えることになったのである」なんて話など。前半総論、後半各論な感じかな。古事記・日本書紀への「きちんとした」興味を持っていないぼくは、総論編の方が楽しめた。

2023/03/18

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