宗教戦争で世界を読む (マイナビ新書)
宗教戦争で世界を読む (マイナビ新書) / 感想・レビュー
oshow
十字軍はイスラム教にとって不意打ちだった。ビザンツ帝国(キリスト正教会)がイスラム世界の拡大に脅威をおぼえカトリックの本山へ十字軍の招集をしたが、なぜ十字軍が膨れ上がったか。十字軍への参加とは巡礼の旅であり、カトリックではそれは贖罪を得ることを意味する。許されたい気持ちから従軍志望者が膨大になり、ビザンツ帝国側にも驚きだったという/狭義の「宗教戦争」とはカトリックとプロテスタントの対立を指すらしい。カトリック側でも宗教革命に対抗するために世界中へ宣教するイエズス会が作られ、日本へのザビエル派遣に繋がった。
2024/02/06
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