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塩の街

塩の街

塩の街

作家
有川浩
出版社
メディアワークス
発売日
2007-06-11
ISBN
9784840239219
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塩の街 / 感想・レビュー

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美紀ちゃん

グリーングリーンっていい歌だね。そこで涙が出てしまった。7番まであるなんて知らなかった。秋庭さんは、かっこいい。たくさん引き出しがあり、何でも出来て、ちゃんと守りきってくれて、そして優しい面もある。素敵です。良い話だった。

2012/10/07

再び読書

有川氏のデビュー作、正直ノックアウトされました。最初の淡々とした青年の様子から、爽やかな印象から一転、この落ちが来るか?って油断しているところにマグナムパンチが来て、もうボロボロです。こんな事があっていいのか?と滂沱の涙が溢れます。世紀末の様な世界で、でも秋庭の様なひとがいて、真奈は救われる。表紙の白さが残酷な景色に、思えてきました。しかし、有川氏の小説には、上辺だけでない優しさに満ち溢れています。後のベタ甘と呼ばれる作品にも、共通する真の思いやりが感じられ、本当に読んで良かったと思った本でした。

2013/07/12

エンブレムT

壊れてしまった世界で、既存のルールは何の役にも立たない。「どうせ死ぬんだ」それを旗印に人々は迷走する。『自衛隊三部作』の『陸』に位置するこの作品。根底にあるのはビックリするくらいの直球ラブストーリーでした。世界を救いたいわけじゃない。ただ好きな人を守りたいのだ!!有川浩の作家としての原点を見た気がします。・・・電撃文庫のイラストが余りにも守備範囲を超えてて、この作品は食わず嫌いしておりました。つくづく思うけど本の表紙って大切だよね。。。

2010/05/27

kishikan

有川浩のデビュー作だという。僕は「阪急電車」で有川さんを知り、お気に入りの作家なのだが、そう言われてみると、こちらはまだまだ詰めが甘いというか、ラブファンタジーに流されすぎという感もある。前半が電撃大賞受賞作つまり本来の意味でのデビュー作、後半の塩の街その後はハードカバーの出版時に、付け足されたものだというが、その前半の中にきらりと光る感動的・印象的な文章があった。きっとそのような感性が、若者を中心に読む人を惹きつける彼女の魅力なのだろう。僕自身、図書館シリーズ他も読んでみたいという気になった。

2008/05/04

団塊シニア

塩害と東日本大震災がなぜか、重なり切ない感じになりました。震災前の作品ですが筆者の想像力に驚いてます。

2012/05/22

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