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三つの花: 少女小説 (吉屋信子少女小説選 4)

三つの花: 少女小説 (吉屋信子少女小説選 4)

三つの花: 少女小説 (吉屋信子少女小説選 4)

作家
吉屋信子
出版社
ゆまに書房
発売日
2003-12-01
ISBN
9784843310618
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三つの花: 少女小説 (吉屋信子少女小説選 4) / 感想・レビュー

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青豆

父親の急死という突然の不幸にも負けず、お互いを支え健気に明るく生きる花の様に美しい三姉妹を描いた作品。長女の結婚問題で、初対面から三姉妹と母に意地悪な態度を取る父親の姉である叔母との関係が悪化し、母が心労で倒れるなど度重なる不幸が襲うも最後には全てがめでたく収まる。吉屋信子流・若草物語といっだところだろうか。戦前の少女達はこういった作品を読んで胸をときめかせていたのだから「乙女」と呼ばれるに相応しい。

2014/08/09

めめ

少女小説の元祖と言われる吉屋信子の小説。1896年生まれの作者。大正時代の少女のバイブルと言われたそう。古めかしい日本語、乙女な言葉使い、今読んでも面白い筋立て。3人姉妹の幸せな一家を襲う不幸。一番甘ったれな末の妹の活躍で、幸せを取り戻す経緯が面白かったです。無邪気で優しい、というのは一番強いのかもな、などと思いました。

2022/03/14

ゆり

初めての吉屋信子作品 文章に馴染むのに時間がかかったけど、なんかこれクセになる笑他の作品も読んでみたいです。

2013/09/17

壱片時乃

実の三姉妹のお話です。次女のみどりさんが素敵です。文章が美しいことはもとより、作中作の詩がこれまた吉屋さんの魅力全開で、細かい所隅々まで楽しめました。

2010/01/29

小豆 スパンク

図書館でジャケ借り!ヒット! 昭和2年の少女小説。言葉も素敵。三姉妹の美しい物語。幸せなな生活が突然の父の死で住み慣れた神戸を離れ上京。母が働きに出て生活もかわる。。。傲慢なおば様、、しかし 最後はハッピーエンド。言葉遣いもあの時代のものだから最初は戸惑うが、どなたかが書いてあるように、クセになる! 暫くハマりそうです。

2014/07/18

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