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日本語のレッスン

日本語のレッスン

日本語のレッスン

作家
貞奴
出版社
幻冬舎
発売日
1999-06-01
ISBN
9784877283070
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ジャンル

日本語のレッスン / 感想・レビュー

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tenkawa

ことばのリズムが非常に非常に好み。何度も読んだ。好きだ。

深海

タイトルから予想していたのは、本当にそのままの意味で。今更だけど日本語の勉強してみようかしら、と。でも読んでみるとそのような予想とは全然違うものでした。言葉のチョイス、文の区切り方、世界観、何もかも新鮮。詩のコーナーにあったけど、短編を読んでいるような不思議な気分になる箇所もあった。私の平凡な頭と言葉ではうまく書けない。とりあえず読むしかない。

2011/03/03

ミメイ

例えば「epicurean」は『夢の中で間宮海峡を渡りながら/穴のあいた靴を履いていた/穴のあいた靴からは/いびつに変形した親指が/赤黒く突き出ていた/最近 / 狂おしいまでに恋しい人がいます/けれど/その人はすでに空しくなってしまった人なので/触れることすら能わない/握ることすら出来ないものなど/もはや恋愛の対象とも言えませんよ/と小さな鳥のようなものが/穴のあいた靴から顔を出して言った』例えば「な。」という項目は『 ない乳は揉めぬ 』そんな1冊。

2009/08/04

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