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人殺しの女の子の話

人殺しの女の子の話

人殺しの女の子の話

作家
西岡兄妹
出版社
青林工藝舎
発売日
2002-12-01
ISBN
9784883791231
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人殺しの女の子の話 / 感想・レビュー

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多田幾多

ある日少女は両親を殺す。理由はない。ただ何となく。そして世間は何も変わらない。人一人が死んでも、世間は生き続ける。 なんという恐怖。なんという毒。

2013/05/15

ささやか@ケチャップマン

「天国も地獄もありはしないわ、生活、生活、生活、あるのはそれだけよ」

2017/01/03

子供には読ませられない絵本だよね。大学生の私が読んでもぞっとした。

2015/06/27

きなこ

怖い話だけどきれいな絵であんまり怖くなかった。人を殺したいとわけもなく思って両親を殺した女の子が自ら死刑を望む。余計なことを考えないで純粋な願望を実現したらこうなるのかも。女の子は子どもらしくただやりたいことを実行しただけ。刹那的な生き方だけどこれはこれで学ぶところはある、のかな。

2016/03/29

さとちん@脊椎オパ3/10参戦

『生活、生活、生活、あるのはそれだけよ』と言う彼女は自分からその退屈さを打開しようとはせずあたかも環境や周りだけが自分を退屈させていると思い込んでいて、まさに子ども。少し違いますが、超訳ニーチェの中で『飽きるのは自分の成長が止まっているから。人間として成長し続ける人は自分が常に変わるのだから同じものを持ち続けても少しも飽きないのだ』とあり、これを生前の彼女に読ませたかったです。狭い世界にしかおらずその上養って貰っているのに少し口が達者なだけで知った様に思い込んでいて憐れでした。現実にもいそう、こう言う人。

2012/12/22

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