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ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家

ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家

ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家

作家
エイミー ノヴェスキー
イザベル アルスノー
Amy Novesky
Isabelle Arsenault
河野万里子
出版社
西村書店
発売日
2018-10-23
ISBN
9784890139910
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ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家 / 感想・レビュー

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旅するランナー

六本木ヒルズにある巨大クモ「ママン」作者の生涯を描くアート本。母から教わったタペストリーデザインが美しく描かれ、やさしくゆれる音色に包まれるようであり、胸をしめつけるようであり…。子ども時代の魔法、その神秘も、悲劇も消えることがない人が、本物のアーティストなんだろうなぁ…

2019/01/02

しゃが

あの巨大クモ「ママン」のオブジェを制作したルイーズ・ブルジョワのルーツを描いた絵本。幼い頃から母がタペストリーの修復をいろいろな糸でしている姿を見てのイメージがクモ、それは何があっても何度も何度も糸を出し、巣を作りつづけること。やさしい母との絆がその後におおきな影響を与えていることがよくわかる。何といっても、布や糸好きにはアートで美しい絵本、さすが西村書店さん。

2018/11/21

アキ

ルイーズ・ブルジョワは世界的な彫刻家。クモの巨大オブジェ「ママン」は、六本木ヒルズにある。彼女の子どもの頃からの生涯を美しい絵とともにLA在住のエイミー・ノヴェスキーが文を乗せる。70歳を越えてMOMAで世界的に評価された彼女のインタビューで、なぜクモなのか?という質問に「生き延びるため」と答えた。その時代いかに男尊女卑であったか。「そうしないと切り抜けられなかった」母親の思い出とクモの糸を重ね合わせて黙々と作品を作り続けた。子供の頃のつらい思いを一生忘れなかった。2010年98歳で逝去。絵が素晴らしい本

2018/11/23

モリー

クモの彫刻で世界的に有名な彫刻家ルイーズ・ブルジョワの伝記的絵本。赤、青、黒のコントラストが美しいイラストに魅了されました。青は、ルイーズにとって胸をしめつける色と自身が語ってます。では、それと対照的な赤は、ママン(おかあさん)のと温かい思い出の色?。母親はタペストリーを修復する職人で、彼女は子供の頃にその技の手ほどきを受けました。一方、父親とは疎遠で、悲しみをか抱えていたようです。黒は、子供時代に見上げた夜空から受けた神秘の象徴か。彼女は次のような言葉も残しています。「子ども時代の魔法は、→続く

2018/12/08

れっつ

東京・六本木ヒルズにある巨大な黒い蜘蛛のオブジェ「ママン」の写真を初めて見た時、大変驚き怖ささえ感じた。が今、この絵本に出会い、ルイーズがこの作品を作った背景を知る。羊毛の糸で織るタペストリーの修復が家業で、繕う母の姿と、その母に手ほどきを受け、糸の世界に魅入られていく一方、父がなかなか帰って来ず寂しさを抱える。たまに父が持って帰ってくるハギレを母が繋ぎ合わせ完全な形に戻すのを見て、やがてそれを蜘蛛が巣を張る様子と重ね合わせ、自分の作品へと昇華させていく…。あの「ママン」は、繕う母への尊敬と愛の証なのだ。

2019/01/13

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